テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
またいつもの日々が帰ってきた。
だが何か少し変わっている気がする。気のせいか。
窪田が一緒に帰ろうと誘ってきた。
別段断る意味もない、帰るか。
窪田はなにやら言いたげである。
ずっと首を振り、足音を鳴らし、歯を噛んでいる。
だからと言ってどうしたのか聞くのは嫌である。
なにか負けた気しかしないのである。
「んー」
ついに窪田は声を出した。
だが何も聞きたくない。
耐久戦には自信がある。
「ああああああああ」
ついにはこのガラガラ声、不快である。
「ああああああああああああああああああああああ」
「何?」
ついに俺は折れた。
「いや、その…腹減ったなって」
こっちは腹が立った。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
緑山 紫苑
2,166
4,029