「私は貴方を愛してるの　貴方が私を愛してるなら　一生私の傍に居て」

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甘い言葉には毒がある。

甘い罠に堕ちた俺。

太陽の光が届かない地下室の、鍵のかかったゲージ内での「愛玩」は約２年

今じゃ、ないこの愛玩動物

首輪　手枷　足枷

彼は「初兎は人間じゃなくて”動物”だから、服は着なくて良いよね」と言ったから　裸で居ることを強制させられる

勿論スマホなんて無いし電話もない　通信手段は一つもない

動物、って理由で犬猫用の水やり用の容器。　食事はその都度、犬猫用の容器をないこが持ってきて、食べさせてもらう。

トイレは犬猫用の物。

風呂は毎日、ないこが俺を風呂場に連れていき、洗う。

前は嫌だったけどこれもないこの愛。　俺を心から愛しているから。

そしてその後に叩かれ、蹴られ、殴られる。

生傷は増え、痛みも伴う。

人はこれを「カンキン」というらしい。

カンキンは怖くて、苦しいって言う。

でもこれはきっと

きっとだけれど

カンキンじゃない

俺を外から護るためのこと

当然のこと

だから俺はね

毎日が楽しいんだ

ないこ大好きだよ

絶対耐えるから

泣かないから

ね？

もっともっと

君の甘い毒を俺に頂戴

溺れて溺れて

ないこの一部になりたい

そう言って交わしたキスは酒の味がした。

nunu.