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「まあ、シュンくんのこともそうだけど、自分以外の人間って、なんでもかんでも自分の思い通りにはなってくれないよね。麗だってなんでもかんでも私達の思い通りにしてくれるわけじゃないしさ」
「だよね。夜泣きの時なんか、私が泣きそうになったもん」
「そういうこと。この前だって、買い物してる時にほんの一瞬、目を離した隙に姿が見えなくなったでしょ?」
「あ~、あれはマジ焦った。店の外に出ちゃったりとかして事故とかなったら、私もう生きてけないって思った」
「でもそれは麗からしてみれば悪気があってのことじゃないんだよね」
「それは分かる。困らせようとしてしたんじゃないのは分かるよ」
「その通り。だけどまだ子供だから興味惹かれたらそればっかりになっちゃうんだよね」