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はぁ、また涼ちゃんに誰かが近寄る。
また笑い合う。
また話しかける。
また触れる。
許せない、涼ちゃんに向かってさ、
涼ちゃんこと藤澤涼架は俺の彼女。
俺は涼ちゃんのことが大好きだ。
ふんわりした肩まで伸びる髪の毛
垂れ目に、少し茶色がかった瞳
華のような笑顔
優しい性格
もっともっとあるけど、全部、涼ちゃんの全てが大好き、
いや愛してる、いや大好きにも愛してるにも収まらないほどの感情を抱いている。
俺は涼ちゃんの居る方向を向きながらそう思う。
涼ちゃんは他の他人に絡まれながらまだ話してる。
涼ちゃんはクラスの人気者なんだ。
クラス以外からも、学年、年上、年下、みんなに好かれていた。
俺は許せなかった
だって涼ちゃんは俺の彼女だよ?
俺のだよ?
なのになんで?
涼ちゃんは他の他人に絡まれなきゃいけないの?
俺以外と話しているのが許せない。
近づくのも、笑い合うのも、触れるのも。
俺は以外消えてよ。
そう思う。だから殺るんだ。
殺り始めたのは、数ヶ月前かな…。
前までは良かったんだ。
涼ちゃんと付き合い初めて、幸せで。
涼ちゃんを通して色ん人に交流を持てて。
なのに、いつからか、いらないって思った。
俺以外は。
もう5人以上は殺ってる。
階段から突き落とす。
川に落とす。
暴力を振るう。
こんな事例で他人を殺る。
だって彼奴らには罪があるじゃん。
俺の涼ちゃんと喋った罪
俺の涼ちゃんに近づいた罪
俺の涼ちゃんと笑い合った罪
俺の涼ちゃんに触れた罪
まぁ、俺の方が重いのかな、笑
殺人で。
でも涼ちゃんは何も悪くない。
涼ちゃんに他の人と絡むな、喋るなって言えばいい…そう思うでしょ、大抵の人は。
でも考えるとさ、それは
涼ちゃんの無理になっちゃうじゃん。
涼ちゃんの我慢になっちゃうじゃん。
涼ちゃんにだけは無理も我慢もさせたくない。
だから他人を殺るんだ。
「もーときっ」
「さっきからぼーっとしてるけど、大丈夫?体調悪い?」
首を傾げて聞いてくる。
「涼ちゃん、大丈夫だよ。」
「なら良かったぁ」
ふにゃっと涼ちゃんが笑顔になる。
はぁ、ほんとに可愛いな、。
「涼ちゃーん、もときー!」
あ…此奴だ。
俺は此奴だけを、此奴たった一人だけを、除外にしている、殺る対象の。
でも、最近は…
こんにちは。
第2話!良い展開ですかね!(?)
相変わらず文章量多くてすみません💦
♡お願いしますっ!