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あ、また目が合った……
彼の名前は影方海響。
海響くんとは体育祭のダンスでペアになった。
それだけの関係だった。
だけど、それからよく目が合うようになって……
どんどん私は海響くんのことが好きになっていた。
「茉莉ちゃん。どうした?」
「え?あ、ううんなんでもない」
「そ。でねー」
私は海響くんが好き。
でもそのことは誰も知らない。
それは親友の碧生も同じ。
私はこの恋を完結することができない。