テラーノベル
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ゆり〜
すたーとぉ
「……はぁ。お前ら、朝の神聖な食堂で、そんな破廉恥な痴話喧嘩をするな。見ていて反吐が出る」
低く、氷のように冷徹な声とともに、青いマントを翻して渡辺が入ってきた。
氷の魔弓を操る彼は、いつもなら誰よりも凛とした佇まいで気高く振る舞うが、今朝はなぜか首元を完全に覆う高襟のインナーを隙間なく着込んでいる。
昨夜、図書室の暗がりの死角で、宮舘に言葉もなく貪り尽くされた情熱的な痕跡を、必死に隠しているのだ。
「翔太。そんなにトゲトゲしないで。ほら、翔太のために氷を浮かべた果実水を用意したよ。夕べはたくさん可愛い声を上げてくれたから、喉がひどく渇いてるでしょ? 早く潤して」
すぐ後ろから、騎士団の若き長であり、太陽の聖剣を持つ宮舘が、渡辺の腰をそっと労わるように手を添えて入ってきた。
渡辺は
「誰のせいで腰にキてると思ってんだ、黙れ」
とジロリと宮舘を鋭く睨みつけるが、宮舘が差し出したグラスを素直に受け取る。
宮舘は当然のように渡辺の隣に座ると、テーブルの下で渡辺の細い手をぎゅっと握りしめる。
渡辺はフイとそっぽを向きながらも、その手を拒むことなく、指を絡めるように力強く握り返す。
幼馴染であり、魂の片割れである二人にしか分からない、言葉のない深い愛の誓いの形がそこにはあった。
少し甘いですねぇ^^
んじゃーねー
素能 雪
111
#一般人
クリオネ?
69
雪月❄️
10
997
コメント
5件
やば……一気に全部読んじゃった♪ 続きが気になるー
たまには甘いのも♪
渡辺くんのツンデレな感じと宮舘くんの甘やかし方がもう……たまらないです🥀朝の食堂で周りなんて気にせず手を絡めて握り合うシーン、魂の片割れっていう表現がすごくしっくりきました。氷と太陽という真逆の力を持ってるのに、こうして惹かれ合う感じ、重くて好きです。昨夜の痕跡を隠すために高襟のインナーを着込んでるってとこ、闇を感じてドキドキしました❤️💙