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前編
[セックスしなければ出られない部屋]
「な、なななな、何なんですか、此れ?!」
「ふむ…..」
「はぇー……とりあえず元凶は死んでどうぞ」
それぞれ違う行動をしていた筈だった。しかし、何故か今、エーミールとグルッペン、トントンが集まり一つの掲示板を見ていた。
それを読み取った彼ら、エーミールは純情()であるために顔を真っ赤にし、グルッペンは落ち着き周囲を観察する。トントンはこの状況を作った元凶に殺意を芽生えさせ、腰に手を当てる。
しかしそこにはサーベルは差されていなかった。
一国の総統と参謀という重鎮に一人の護衛のみ(丸腰)という状況に一気に警戒度を上げるものの、この部屋の構造を思い出して、一気に馬鹿らしくなる。
「…..男3人、密室、あの掲示板の案内、何も起きないはずがなく?!」
「グルッペンさん一旦黙りましょうその口縫い散らかすぞてめぇこら」
また呑気に会話する護衛対象に毒気を削がれたともいう。ギャーギャーと喧しいが、それでいつもの調子に戻すことができた。
グルッペンとエーミールに白い目(チベスナ顔)を向けながらも、それに感謝し、トントンはもう一度掲示板を見る。
「うーん、男同士でヤれっつっても、まず何故3人?」
「3Pしろと???」
「む、むり…….いっそ死にたい」
エーミールが自殺念慮に駆られているものの、グルッペンとトントンは無視する。
そしてもう一度三人は部屋の中を見渡す。
三人が大の字になろうと余りあるだろうほどのベッドに、シャワールームなんて札が掲げられた扉、そして大人が使う玩具が揃ったカゴ。
「こんなおあつらえな部屋、見たくもなかったんやけど」
ため息を吐き、頭を抱えるトントンとエーミール。グルッペンはそのベッドの上にある何かに気づいた。グルッペンはベッドに乗り上げ、確認する。
それは折り畳まれた紙であった。
「なになに?…..ほう、『ボトムは1人まで』などと書いてあるゾ?」
グルッペン、トントン、エーミールに衝撃が走る。
「こん中でボトム出来るやつ……?」
ボトム、つまりは女役。誰かしたいと思うだろうか?いいや、絶対にしたくないであろう。
全員が首を捻る。彼らは自分だけは絶対にならないようにするためにはどうするか、誰を蹴落とすかの計算を始めた。
「ッ…..スゥーーーーーーー……それ、グルッペンさんにお願いしても??」
エーミールはその優秀な頭を使い、グルッペンとトントンのどちらを取るか計算した。
結果はトントンをとった。何故ならトントンは戦闘員で、結局は力のあるものが勝つ。つまりは暴力、暴力が全てを解決する!!
「なんだテメェお前俺を抱けるのか??」
いつものバリトンの声を更に低くして、凶悪な顔面をしたグルッペンはエーミールを威嚇する。
反射でエーミールは顔を手で覆って否定してしまった。
「ムリ…..ムリ……」
「俺も願い下げやで、こんな邪悪な女役」
鼻で笑うように小馬鹿にした表情でグルッペンを見るトントン。トントンの絶妙なうざい顔で、グルッペンに怖気が走った。
「俺もゴツいお前を抱けるわけがねぇが?!」
そして静まりかえる。
グルッペンもダメ、トントンもダメ。
ならば残る選択肢は、エーミールとなった。
「じゃあ、多数決でエミさんやな」
「よしトントン、エーミールから一度意識を奪え」
「ja!」
「なんでぇ?!…..がはっ、!」
トントンはエーミールの顎を狙う。トントンは戦闘のスペシャリストであるため、人体のどこにどの程度の衝撃を与えればいいのか知っている。そのためエーミールを気絶させることは簡単だった。
フィジカルマンボウのエーミールは、急接近したトントンに、エーミールは一応防御姿勢を取ろうとするも一歩遅く、間に合わなかった。
「……この部屋作ってくれたやつに感謝やな」
「……ああ、本当にな」
赤色の瞳が二対、仄かに煌めいた。
ふわふわとした頭でエーミールは目を開ける。
なんだか体が熱い。体の芯からあったまっている、というよりも、燃えているという表現の方が合っているように思えるほどだ。
(…..あれ、何をしていたんだっけ?)
まだ焦点の合わない目を必死に使い、状況把握に努めるエーミールは、体が動かない事を自覚した。
「っ、え….?」
「ん?……あぁ、やっと起きたか、エーミール」
そのバリトンの声で一気に頭は覚醒した。
「な、っ?!…..からだっ、ぁ…..あ、あつ…?!」
目を見開いて把握した目の前の光景に、また気絶しそうになる。
グルッペンはエーミールの足と足の間に体を入れ込んでいて、トントンはエーミールの腕を顔の横に抑えつけ暴れられないようにしている。
これを見るからに、エーミールの体の熱さは気のせいでもなさそうだ。
「さっき注射で媚薬打ったんよ。初めてでも気持ちようなれるで?」
「お前の中綺麗にしたから、感染症の心配もないぞ?」
そのセリフを聞いて、エーミールはまだあのふざけた部屋にいることを再確認した。そして、無理矢理犯されそうになっているこの状況にエーミールは絶望する。
「な、?!……おかし、い、やろ….?!なん、で、…..!放せ….っ!」
暴れてどうにかトントンとグルッペンの意欲が削られないかと必死に手足を動かそうとするも、腕はトントンの力に勝てるはずもなく、力を入れるものの全く動かなかった。足はグルッペンの顔を狙って蹴りを放ったつもりだったが、いとも簡単に受け止められ、そのまま足はグルッペンの肩に置かれ固定される。
びくともしない手足に、だんだんと恐怖と絶望で息が荒くなるエーミールだが、そんな姿を見てグルッペンとトントンはうっそりと笑う。
「エミさん、暴れんなって……。抵抗しても男誘うだけやで?」
「俺も男や!!、まって、…..どこさわっ、…..ひぃ?!」
かろうじてバスローブのようなものを羽織っていたエーミールは、まず服の変化に驚き、そしてグルッペンがその隙間から手を差し込み太ももあたりを軽く撫でる。
ただ撫でられただけ。
それでも薬の入ったエーミールには刺激の強いものだった。甘く鳴き声を出してしまったエーミールは自分の声が信じられず、羞恥心で顔が赤くなる。
エーミールはその肌の白さのせいで赤みが映えるため、謀らずもそれが男を誘う色気となり、グルッペンとトントンの嗜虐心を煽ってしまう。
「うーん、いけるなぁ」
「エミル氏はほら、見た目は儚げ美人の華奢な男だから…」
本来なら、本能かなんかで女の人を求めるようにできている男が、同じ男に欲情するイレギュラー。そのイレギュラーを発生させているのは、エーミールの色気だろうなと、グルッペンとトントンは納得する。
グルッペンはそのまま手を足の付け根の方へ、つつー….と滑らせる。動きが再開したことに驚き、または快感を感じたエーミールはびくりと体を揺らす。
トントンは二人の一連の動きを見入っていた。
「ほんまに、!やめ、っ…..むり、…..んんっ、///」
「感度上がってきたなぁ」
「とりあえず、後ろ慣らしていくゾ」
エーミールの中へと指を進めるグルッペンだったが、その異物感は媚薬を持ってしても消し去れなかったようだ。
先ほどまでは半分ほど勃ち上がっていたエーミールのモノも今は芯を失っていて、顔色も青白くしながら苦しそうにしている。
「ん、っくぅ……はぁ、……ひぅ…っ、……!」
「薬ありとはいえ、ハジメテじゃ前立腺での快感はないんか?」
「今回でどのくらい感度上がるか試してみるか」
その様子に心を痛めたような表情をするも、グルッペンとトントンはエーミールへの行為を辞めない。辞められるわけもないが。
「やめ、…..っふ、ぅう…….」
「じゃあ前と一緒に触ってあげるで」
そういってトントンはエーミール抱えるようにして体を抱き寄せ、その動きの中でエーミールの腕を後ろで拘束する。それを左手で抑え、反対の右手をエーミールのものにそっと添える。
「な、//あ゛ぁ…..?!///やめ、さわんな…!///う゛ぅ…..!」
急な前の刺激に腰が逃げるエーミールだが、トントンに抱えられることによって逃げられることもなく、快感を余すことなく享受することになる。
「感度自体は上がってんねんけど、開発は必要やな」
「やめ、ろ!!…..いぎ、///まって、も、いく、からっ!///…..手止め、…..ひ、///….とめ、….あぐ、…..と゛め゛て゛!!////」
エーミールは耐えられず、その目尻から涙をこぼした。目元は赤く染まっていて、余計に色気が増していくエーミールに、グルッペンとトントンは我慢が効かなくなりそうになった。
グルッペンはまだエーミールの中から指を抜かず、前立腺を責め立てて、トントンはエーミールのものを責め立てる。
「む゛り゛、!!////…やだ、….や、っ______!!////」
エーミールは他人に扱われることなどなかったために、予想もできない動きに身構える方法すら知らず、遂に風船が急に割れるが如く絶頂に達した。
はくはくと酸素を求めて喘ぐエーミールに、グルッペンとトントンはその手を止める…..なんてことはなかった。
「…….?!ねぇ、!///も、いっ….た、から、…..はな、して!!」
余韻を味わう(味わいたいとは思っていない)暇もなくエーミールはまた責め立てられる。
媚薬のせいか、前立腺からの刺激にも敏感になってきたようで、前の感覚だけでなく後ろからもむず痒いような快感がエーミールを襲っている。
そんなエーミールを満足そうに見るグルッペンとトントンはまだまだ手を止めない。
「あ゛あぁ……///……く、ふぅ///、…..ひぃっ、_____!」
二度目の絶頂。それに達したというのにまだ止めない。
エーミールがつらすぎて泣こうとも、絶叫しようともその手を止めないグルッペンとトントン。
…..鬼畜である。
「ね、え゛!も….、む、り゛っ……!やぁ゛、____!!」
三度目の絶頂。気乗りしないものであるが故か、ほとんど量もなく色も薄いものしか出てこなかった。そこまですれば、当然疲れはする。エーミールはぐったりとしていた。
「ひぅ…….は、……ふ、……うぅ……..」
うつらうつらとしていて意識を飛ばす一歩手前である。しかしグルッペンとトントンは、エーミールがもう体力的に限界であるからといって、意識を飛ばすことを許すわけではなかった。
「エーミール、まだ本番してないんやで?もうちょい頑張らな」
「エーミール、まだトぶには早いぞ?」
その言葉に、エーミールの顔は強張る。先ほどの責苦がどれだけ辛いのかわからないからそう言えるんだ、とエーミールは思うものの、それがはっきりと言葉に出ることはなかった。
「し、しんじゃう、やめ、て、とまって、むり、むりだ、」
「しかし、お前も男ならわかるだろう?この状況で止まるなど無理だということを」
分かっている。
エーミールは言いたいことが言えず悲しかった。更にグルッペンとトントンを煽るような言い方をしてしまったのも自覚はあるが、仕方がなかった。
言葉が出てこず、そしてこれから自分がどうなるのかわからないが故に、その目から涙がこぼれ落ちた。
そしてこの顔も彼らを煽るものと知っていながら、止めることはできなかった。
その泣き顔を見て、興奮するような表情でエーミールの顔を覗き込むグルッペンとトントン。
まだまだ、エーミールにとっての地獄は終わらない。
ね、ネタ切れなんじゃあ…..。
この後編まではあるけど、次がないンゴ。
甘々の話も書きたいが、シチュが思い浮かばんのです。全部ムリヤリ……。
リクエストあったらコメントで教えてクレメンス。絶対書く(絶対書くとはいってない)
コメント
1件
初コメ失礼します. 文章構成良すぎるぅ… grさんとtnさんに責められるemさん良いですなぁ(スゥッッッ 応援してます‼︎‼︎‼︎