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侑side
転校生が来た
俺は対して女子に興味なんか示さへん
だけど、あいつは違う
太陽の光でキラキラと光っている黒髪
どこか寂しいような、切ないような茶色い瞳
変な感覚や
侑:次移動教室やから…準備しといた方がええで
なんとなく話しかけてみる
愛羅:あ、そうなんだ、ありがとう!
そいつは笑顔で話しかけてきた
まぁ、俺が女子に惚れるわけあらへん
これまでも、一回も「運命」「恋」なんて言葉には触れてこなかった
なんや、体暑いわ…はよ行こ
俺は何も言わず移動教室へ向かった
ー数日後ー
そいつは学年1位をとっていた
あんな頭ええんや…
と少し感心した
やっぱこれって俺、惚れとんのか〜
あー、…わからん
どうすればええんや…
誰でも相談できひん
サムには絶対バレたくないし、北さんに言うのもな〜
あ!
ー2年2組ー
侑:お〜い、角名おる?
相談と言えば角名やな
角名:なに
侑:相談事があんねん
角名:…侑、まさか好きな子でもできた?(笑)
侑:そんなんとちゃうわ!
角名:へー、できたんだね、誰?
俺好きな子いるなんて言うてないねんけど
角名、人の心読みすぎやろ
角名=アー◯ャ(?)なのか
侑:好きと言うか変な感覚やねん…
角名:変な感覚って?
侑:あいつを見てると、なんか顔が暑い気がしてな
侑:笑顔向けられると、特に心臓がバクバクしてくんねん
侑:これってなんや
角名:もう、侑、その子のこと完全好きじゃん
侑:…そうなんか
角名:名前教えてよ、俺がその子に異性のタイプとか聞いてあげる
確か自己紹介で言ってたような…
侑:俺と同じクラスの多分“桜乃 愛羅“や
角名:ふーん、わかった。こんどきいてみる
侑:助かるわ!
よし、角名が言ってたみたいにガツガツ行ってみるか!!
侑:角名ありがとうな、じゃ、
角名:帰りチューペット奢ってね
今の言葉は聞かなかったことしたらええねん