大和くんと恋人のフリをする事になってから1ヶ月半が経っていた。
その間、塾がある日は必ず迎えに来てくれていた。
バイトがある日は来てくれるという約束だったのだけど、何故か毎回来てくれていて、こんなにタイミング良くバイトと塾の日が被るものなのか疑問に思って聞いても『人手が足りなくて出ることになった』とか『交換してって頼まれた』と言っていた大和くん。
私は、何となく、バイトがなくても迎えに来てくれている様な気がしていた。
でも大和くんは優しいから、きっと本当の事は言わない。
最近、告白してくれた小林くんに何か言われることも、待たれる事もなくなって来ていた事もあって、これ以上迷惑を掛けたくない私は
「大和くん、そろそろ恋人のフリをするの終わりにしない?」
そう、切り出した。
「由姫、本当にもう大丈夫なの?」
「うん。最近は何も言われなくなったし、もう大丈夫」
ある日*******************
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