マフラーと手袋
朗希「首寒すぎ怠すぎ…”彼奴ら”につけられた傷に染みるぜ…」
佐知子「手袋家に忘れた…寒すぎる…彼奴に出会わないと良いが…」
朗希「…」
佐知子「…」
朗希「誰に会いたいって?」
佐知子「云ってねえよ」
朗希「帰り道一緒だから帰ろうよさっちゃん」
佐知子「駄目だ」
朗希「…手、寒いでしょ」
ギュッ
佐知子「!?」
朗希「いや~…此れは天才的発想よ!」
佐知子「あ、嗚呼…そうだな…」
朗希「ハックシュン!首寒い…」
佐知子「…」(マフラー渡したら変に思われるだろうし、共有だったらな~…いやでも彼奴のことだしキャーッてなるよな…でも寒いのいやだし風邪になりそうだし…)
佐知子「オイ、朗希」
朗希「?」
佐知子「…マフラー、共有為てやるよ」
朗希「…マジで?!」
佐知子「うるせっ…」
~帰り道~
あ、カップルかな~可愛い~
暖かいだろうなァ…
佐知子「なあ朗希よ」
朗希「?ドしたのさっちゃん」
佐知子「カップルと間違われて屈辱だ」
朗希「どう足搔いてもカップルにしか見えないと思うよさっちゃん」
コメント
9件
佐知子ちゃんよ、これは諦めた方がいいぞ
其れはカップルに見えても仕方ない