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#💎🐇
のん.
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1,960
10
コンテストとかやってみたかったんよ 素敵なコンテストよ😘
なおしゃんのコンテスト🐈⬛🎀🐾
優勝できますように🙏🏻
🍀
題
『足りない愛を足したげる』
注意
nmmn
青桃
微mob桃→付き合ってる設定
↪️地雷の子大丈夫!見れるようにしてる!!安心してね
まじでありくらいちょっとだけR18か、15
…………
桃
冬の寒さが続くなか窓の外とでは無慈悲に積もる雪。
あぁ…雪なら溶けていなくなるだけ。ずるいな。
なんて雪にまで嫉妬してしまう。
「おい、帰るぞ」
桃「あ、うん…」
教室がもぬけの殻になった時刻。彼氏が冷たい声でそう放つ。
いつも歩くときは隣なんかじゃない。俺が後ろであいつが前。
別れたいはずなのに、愛に飢えている自分は微々たる愛でも感じられるならそれでいいと思ってしまう。
いつもの曲がり角、声を掛けて曲がろうとした瞬間彼氏が腕を強く掴んだ。
「家行こ、親居ないし」
どうせこいつもそうゆうのが目的だったんだろうな。
俺が捕まえる奴らは歴代クズばっか。
なのになんでかな。ここで断ったら嫌われてしまう。 もうなんでもいい。愛してくれるならそれで十分だ。そう思った自分は二つ返事で頷いてしまった。
………
あいつが鍵を空け、ドアを引く。
玄関に入ってすぐ大きめの靴が一つぽつんと置かれていることに気がつく。
すると突然リビングのドアが開くと、高身長の青髪が顔を覗かせた。
青「おかえりー…ってその子誰?」
「は?!兄ちゃん居たのかよ!」
青「今日はおるゆうたやろ、んでそっちの子は?」
桃「あ、えっと…彼女?のないこです。」
「あー腹減ったわ、なんかねぇーかなー」
そういうあいつは俺を置いていってしまった。
俺はどうすればいいんだよ。
そうゆうてきとーにするとこほんときらい。。
はぁ…と溜め息をつくとあいつのお兄さんがくすっと笑った。
青「溜め息ついたやん 笑
入ってええよ、汚いけどごめんな」
桃「あ、ご、 ごめんなさい!」
癖でやってしまった…
咄嗟に頭を下げるとまた大きく笑っていた。
青「ええよええよ笑おもろいなーって思っただけやから笑
てか案内したれよー!はぁほんまにあいつは、」
気を遣ってくれたのか…
靴を脱いでもう一度頭を下げると手をひらひらさせて、にこにこと笑っていた。
その姿になぜか心がじわじわと暖かくなる感覚が残っていた。
………
家に来てから30分後、お兄さんがいたから無理だと確信したのか、あいつはいびきをたて眠りについていた。
俺はなにすればいいんだよ…
そんなことを思っていると不意に声を掛けられた。
青「寝たん?こいつ」
桃「あ、はい…」
青「はぁ?彼女おんのに寝たん?!やばいやろこいつ…
おい起きろ!彼女は?」
ゆさゆさと揺らされていると唸り声に近い声をあげて目を擦り、一言…
『もう帰っていいよ、用無いし』
桃「え、」
なんていった?こいつ…
帰っていいって?用がないから?
別にこんなのいつもの事…慣れっこ。
なのに…なのに!
もうこんなやつ信用なんてしてないはずだったのに、…
なぜか目から涙がこぼれ落ちていた。
青「…!お前さ、流石にないやろそれは、お前が連れてきたんやろ!」
「あーはいはい泣くなって…めんどっ」
桃「っ…ごめ、」
言葉につまり気まずさから咄嗟に逃げ出してしまった。
………
声にならない涙が無数にこぼれ落ちて、悔しくて嫌で嫌でたまらなかった。
上を向いては手で仰ぎ涙を引き込める。
なのに涙は止まってはくれない。ただ愛を求めただけなのに、愛してくれる人なんてこの世に居なかったんだ。
そう思うだけで涙は加速する。
青「ないこ! 」
前から走って駆け寄るお兄さんの姿を視界が捉えた。
桃「え、あ、あのごめんなさい。も、もう迷惑かけないのでゆるして、っ…」
言いかける途中お兄さんは俺を優しく包み込むように抱き締めてくれた。
青「ごめんな…落ち着かへんとは思うんやけどちょっとだけこうしてほしい。」
桃「え…あ、…」
初めて人にハグされた。
暖かい体と、心臓の音。
何故か鼓動が早い。お兄さんに聞かれてしまう。どうしよう、
焦っているのに、嬉しいなんて思ってしまっている自分がいることに、気がついた。
青「ないこ鼓動速い笑」
桃「あ…ご、ごめんなさい」
青「敬語やめてや、後まろって呼んで」
桃「え、でも…」
青「いいから、お願い 」
桃「わ…かった」
そう言ってみるとまろは嬉しそうに目を細めた。
青「あんなやつやめたら?」
桃「え?」
切なそうな表情でこちらを覗くその視線がうれしくて心が踊ってしまう。
青「あんなクズ、別れや」
わかってるそんなの。
別れたらいいだけ、なのに愛を求めてしまうから踏み出すことが出来ないままだ。
そんなことを思いながら首をゆっくり横に振る。
桃「俺…愛されたいだけだから
愛してくれるまで待つつもり。だからだいじょーぶ 」
なんて言った途端、まろの顔がぐいっと近くなり、数秒後唇に何かが当たった。
まもなくしてそれが『キス』だと言うことに気がついた。
桃「は、…」
顔に一気に熱が籠る。
初めて人にキスをされた。そんな喜びと驚きが混ざり合ってしまう。
青「ハグは?キスは?あいつにされたことあるん?」
桃「な、…ない、」
青「……なぁ、 ないこさ、」
『俺にしたら?』
その言葉はなにもない俺の心にひどく残った。
今まで聞いたどこ言葉よりも嬉しくて嬉しくて堪らなかった。
この人なら、俺の全てを愛して、内面も見てくれるんじゃないかと淡い期待が募る。
それと同時に心の中にあるわずかな感情、それをなにか俺はもう知ってる。
まずい ここに居たらほんとうにこの人に恋をしてしまう。
そう思い、地面を蹴りその場から逃げ出した。
…………
青
代わり映えのない日常に嫌気がさした。
同じ色に同じような奴ら。
ときめくなんてないごもっとも。可愛いなんて思える感情も、もう無くなってしまった。
代わり映えない日々だった…
でも突然景色が変わった。
玄関のドアが開く音がして、顔を覗かせると目に写ったのは鮮やかで綺麗なピンク色。
おどおどして、ピンクの瞳をキョロキョロと動かしている。
そんなことだけで愛らしいと心が揺れる。
この子が弟が言ってた彼女なのか。
弟が彼女を連れてくることなんて日常茶飯事、彼女を作っては捨ての繰り返し、正直見飽きている。
おったんかよ…なんてほざく弟を他所に慣れたように名前を聞く。
青「んでそっちの子は?」
桃「あ、えっと…彼女?のないこです。」
彼女の後ろにハテナが付いたことを聞き逃さなかった。
ないこも弟に適当にしかされてないんやろうな。
弟と付き合った彼女は皆揃って言った。「愛されてるもん」なんて、愛されていると錯覚してしまっているのだろう。皆口を揃えてこればかり。適当にされてもにこにこと微笑むだけ
やのにないこは違った。
まるで自分は愛されてないと知っているかのように、溜め息を吐いた。
そんな強いないこに少しだけ、ほんの少しだけ笑みを溢した。
…………
『もう帰っていいよ、用無いし』
そんな残酷で最低な言葉が部屋に響く。
いつもの怒りとはまた違う怒りを弟にぶつけた。その時横から鼻を啜る音が聞こえて、横を見るとないこは唖然とし、涙を流していた。
心配でしかたがない。
?
いや。
このとき思ったのはこんなことじゃない。俺はきっと弟よりも最低な奴かもしれん。
『可愛い』なんてそんな有り得ないことを思ってしまったから。
涙が綺麗で、傷つけられた心を満たしてあげたい。愛を足してあげたい。そんな事を思ってしまった
あぁ、守りたかったのも愛したかったのもないこだったんだ。愛に飢えたないこは俺しか満たしてあげられない、そんな気がした。
ないこの行方を探して何分か後、公園でぽつんと座るないこを抱き締めた。
小さくて暖かい。体は俺よりも少しだけ小さく、腕に閉じ込めてやりたい、なんて思ったりして。
鼓動が早くて、ハグも慣れていないことに気がついて、気がつけばキスを落としてしまって。
ないこの顔と言ったらもう、上の空。何をされたか認識が鈍くなっているようだった。
『 俺にしたら?』なんてそんなざらでもないこと言ってしまう。
逃げるように帰っていくないこの背中を見送りながら、明日に期待を秘めて広角が上がってしまっていた。
…………
桃
次の日、学校でもあのクズと目を合わすことができない。
昨日の言葉が刺さった…そんなことじゃない。ただこいつのお兄さん…、いやまろにおかしな感情を抱いてしまっているから。
ずっと頭の片隅にはまろがいて、昨日のハグもキスも、まだ感触や体温が思い出される。
そんなときふと声をかけられた。
水「なーいちゃんっ!なにしてんのー?」
桃「あ、なんだいむか…」
水「いやなにその反応!?…ってかどうしたの?そんな嬉しそうな顔して笑いつもあのクズ彼氏の事と悩んでそうな顔してるのに、珍しいね~ 」
桃「え…嬉しそ、…う?」
そんな風にみえるのか…。
いむはにこにこしながらこちらの顔を覗いた。
水「なになにー?好きな人あたらしくできたのー?」
桃「別に…、
………ねぇ、いむ…?」
水「ん?どうしたの? 」
桃「心の底から愛してくれる人に尽くすって悪いこと…?」
水「んー?そんなんいいでしょ!自分が幸せになれる方を選ぶことっていいことだよ!」
桃「それが誰であっても?」
水「たとえ届かない相手だったとしても届くように努力するのが恋なんだから!」
桃「ふーん…」
曖昧な返事を返し、頭の片隅に昨日の言葉を蘇らせる。
『俺にしたら?』
その言葉が忘れられなくて、どこかに青色がよぎり、私生活が疎かになってしまうほどに。
恋のジレンマ、なんて言葉こんな時のために生まれてきたに違いがない。
どちらをとっても、自分が苦しくなるばかり…そんなとき放課後を知らすチャイムが鳴った。
桃「え、もうそんな時間…?!」
「なぁーないこー、今日モール行こうぜ、どーせまだ怒ってんだろ?だるいけどしゃなーしな」
別に誰も頼んでねぇよ。
もし今ここで普通に出掛けたら、まろには会えないよね…、
最悪なことだって、最低なことだとわかっておきながらも身体は正直で、咄嗟に口にしてしまった。
桃『家行きたい!』
…………
昨日と変わらない夕焼けに、雪なのに。すこしだけ違う。
足取りは軽く、まるで喜んでいるようにすいすいと足が前に進んでいく。
俺が誰を選ぼうが、これこそ自分なりの愛で、恋。
自分の意見を今から曲げることは不可能に近いし事だった。
「兄ちゃんまたいんのかよ…」
青「当たり前やろ。」
「だるっ、もういーいわ、俺部屋いるから好きにしといてー」
どんどんと強い足踏みをして階段を上る。見えなくなった背中に嬉しくて、ガッツポーズを決めてしまう。
その時くすっと笑い声が聞こえ、前をみると肩を揺らしまろが笑っている。
そんな他愛もないまろを見るだけで胸が締め付けられる。
青「ほんま、ないこおもろいわ笑」
桃「あ、う…、ん。」
ぎこちなく返事をしてしまった。
本当は好きだって伝えたい。貴方なら愛してくれるって信じてるって。どうしても言いたいのに、喉は閉められ言葉が詰まるばかり。
そんな俺をみてまろは笑顔から悲しげな表情に曇り、言葉を紡いだ
青「…昨日の事さ謝りたくて、嫌やったよな。ごめんな
気にしやんくていいから忘れて」
そんなことを言われるけど、忘れられるわけない。
はじめてだった優しいキスも、愛の籠った暖かい言葉も。
あの時間が今まで生きた時間の何倍も宝物なんだ。
桃「ねぇ、まろ。俺嫌じゃなかったよ 」
青「………え 。
いやいや、なにゆうてんの?、嫌なことは嫌ってゆわなあかん。な?」
桃「ふーん。まろは俺に好きって言ったのに、無責任に落とすだけ落として尻尾隠して逃げるんだ?
ひどいよねぇ。」
青「んなことっ!!」
桃「でも逃げてるじゃん。無かったことにしようとしてるじゃん」
桃「……ねぇ、まろはさ俺の事ちゃんと愛してくれるよね?」
唖然としたまま、口をポカンと開けるまろを流すように流暢に言葉を並べる。
その時まろがふふと声を漏らしすこしの笑みを溢した。
青「そうやな。なによりも愛してやるわ。一番に考えるよ。」
あぁ。聞きたかったのはこれだ。何年も誰かと付き合ってきてしっくりくる。『満たされてる』ってかんじる。
まろはこの前の曖昧なキスじゃなくて、愛を確信したかのような強引なキスをした。
桃「んっ、はぁ。ま、ろ…」
青「ん、っふ、かわえーなぁ。 」
二人だけの時間が溶けていく。
甘くて熱くて、そんな幸せな時間。
互いを求めあって、愛し合って、満たして、足らなかった愛のパーツを足して。
ずっと嫌だった行為なんて今となってはだいすきだ。
桃「っんぁ、まろぉ…」
青「っん、
はぁい、ないこどうしたん?」
桃「…すきぃ、愛してる、。」
青「俺もやで、」
あいつと別れて正解だった。
俺は…
「まろがいないと生きてけない 」
……………
ないこが居てくれるから将来を考えるのが楽しみで。
ないこ意外になにもいらん。この先ないこだけでじゅーぶん
弟と別れてくれてよかった
俺は…
「ないこおらんと無理やわ」
お互いの手首と心の鎖は誰に
も触らせない。外せない。
君がいないとやってけないみたい。永遠に愛してるよ。
『足らない愛足したげる』
………………
やっとこさですわ。
おそくてごめんねなおしゃん😭
まじへっただけど気にあってくれたら嬉しい!!
優勝できますように!ではまた
コメント
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グフぇぁ(なんちゅう声や あの、神だよね……???え、私こんな神とつるんでたの……?? え、なんかごめん(?) てか、クズ彼氏はまじぶっ飛ばしたいけどあいつのおかげでくっついたからまぁ半〇しで許すとして、「俺にしたら?」で無事にぶっ飛んだ……(^ཫ^) 普通に心理描写が国語の教科書レベルでまじ尊敬……ゆきちゃんやっぱり天才で神……
第1話、読ませていただきました。 「足りない愛を足したげる」というタイトルがもう、ないこの心そのものですね。愛に飢えてクズ彼氏にすがる姿に胸が痛む一方、まろの優しい包容力にじわじわと心が温かくなりました。「俺にしたら?」の台詞、あの一瞬で関係性が変わるドキドキ感がたまらなかったです。心理描写が繊細で、ないこの揺れる気持ちにすっかり引き込まれました。続きが気になります!