ワンクッション
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sn『ciくん、反省のお詫びにお酒でもどうかな』
…という紙切れを見つける。
全く。この前は散々な目に遭った。
俺以外の皆が幼児化してしまったんだ。
この変態野郎の仕業でね。
まあ、お詫びくらい普通はやるもんだよね。
迷惑かけたんだから。
俺はそう思いながら、紙切れを片手に
変態野郎の自室に向かった。
ci「失礼します」
sn「あ、どうぞ、座って!!」
椅子に腰をかけた。
目の前には高そうなお酒があった。
ふふん。まあ、やるじゃん。
なんて、鼻で笑っていた。
信じた俺が馬鹿だった。
後ろからスプレーをかけられる。
目がぐわんぐわんと周り狂って、椅子から倒れる。
sn「ふっふっふ、騙されたな!!」
「幼児化させたかったのは、君だよ!!ciくん!!」
大声で笑う変態クソ馬鹿野郎を最後に、
俺は意識を失った。
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しゅわ〜っと、身体が縮む彼を見守り、
縮みきった所でベッドに寝かす。
すやすやと可愛らしい寝息を立てる彼を見て、心が踊る。
sn「前は間違えて皆を小さくしてしまったからね、今度こそciくんが小さくなったな…」
ciくんの小さな身体には似合わない大きな服を脱がして、rbからこっそりと奪った小さい服を着させる。
瑞色のもこもことしたうさぎパーカーだ。
パーカーを被せると、うさぎのように耳がぴょこんと立つ。
もうその姿が愛おしくて、鼻血が止まらん。
tn「おい、さっきからうるさいぞ」
おっと、どうやら声に出ていたようだ。
tnが自室の扉を乱暴に開けてきた。
ベッドの上を見て、彼は硬直した。
sn「ああ、tnか」
tn「…まて、誰やそいつ」
sn「誰って…ciくんさ!!」
tnは恐る恐る近付いた。
tn「…ほんまにci??小さいで、??」
sn「幼児化させたからね」
褒められるのではないかとウキウキしていると、いきなり頭を殴られた。
sn「い”た!?!?なにすんのさ!!」
tn「ciになにしてんねん!!」
いつの間にか、ciくんはtnに抱き上げられていた。
俺のなのに!!
tn「とりあえず、ciは預かる」
「お前は怖いからな」
sn「俺のciくんなのにー!!」
tn「問題発言やめろ!!!!」
sn「ぐぬぬ…、いつか掘ってやる…ッ」
tn「やれるもんならやってみな」
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さてと。
困ったもんだ。
我らが新人、ciがこんなにも幼くなってしまった。
急ぎ足で、談話室に向かう。
先程まで皆で休憩をしていたから、皆がまだ居た。
tn「皆〜!!!!」
皆は、ciを見て、驚いた。
ut「え!?!?え!!」
shp「…なにこれ、かわい、」
zm「え、これほんまにciなん??」
sho「ぷははッ、ちっさ!!」
rb「俺より小さなっとる…」
em「これは…なにが、??」
事情を説明すると、皆呆れていた。
ciはそんな事も知らずにすやすやと寝ている。
shp「ほんま危機感無いやつやな…」
ut「怪しいと思わんかったんかねえ、」
kn「自業自得…ではないか!!」
皆でわちゃわちゃと話していると、
俺の腕でもぞもぞと動き始めるci。
起こしてしまったのだ。
ci「んぅー…、??」
tn「ci、起こしてもうたか、すまんな」
ci「んぇ…??」
ciは俺の顔を見て、ぽかんとしている。
可愛い。ほっぺたが桃色でぷくぷく。
ci「ぶたさん??」
可愛い(以下略
パーカーのうさ耳がぴょこんと立っているのがまた良い。
皆も、ほんわかとして、ciを見ていた。
tn「tnやで、豚ちゃうよ」
ci「ぶたさんはしゃべれるの…??」
ut「ci、こいつは豚さんちゃうよ」
ci「…??」
ut先生を見て、再度ぽかん。
そして、shpがciのほっぺたを触り始めた。
shp「んわー、やわらかい、!!」
ci「んん…なぁに??」
shp「かわええな、ciは」
ci「おにいちゃんだぁれ??」
shp「shpやで、よろしくなッ、」
shpは震えながら自己紹介をした。
ciはshpの肩に手を置いて、こっちがいいと
言った。
俺の方が絶対に安全なのに。
なんて、拒んでいたら、ciに頬を叩かれた。
そりゃ、可愛かったよ。ぺちんって。
ぺちんって!!!!
shp「ほんまかわええな〜」
ci「shpく、かっこええなあ」
shp「……」
shpはciを抱っこして数秒で虚無。
当たり前だ。天使のように可愛いのだから。
kn「ci!!knやで、おいで!!」
ci「だっこぉ〜!!」
knがわいわいと抱き上げた。
肩車…というやつだろうか。
ci「おお!!たかい!!たかぁい!!」
kn「高いな〜、ほぉら!!」
ci「へへっ、とんでるみたいやぁ〜!!」
zm「ci、俺の方が高いで!!」
ci「ほんま!?そっちがいい〜!!」
zm「ほら!!高いたかーい!!」
ci「んわあ〜!!たかぁい!!」
微笑ましい。
snには感謝だな。
gr「皆…どうしたんだ、?」
眠そうに目を擦るgrがやってきた。
ciはgrを見るなり、走って駆け寄った。
gr「うん??」
ci「だいじょぶ??ねむいのぉ??」
「いっしょにねんねしよぉ!!」
ciはgrの足に抱きついていた。
gr「…誰だゾ」
事情を説明すると、grは小さなciが気に入ったのか、完全に抱き上げていた。
ciも、grが気に入ったのか、抱きついて離れない。
gr「…寝れそうだな、」
ci「ぎゅ〜ってしたい…!!」
gr「勿論だ…ぎゅー」
ci「んへへ、あたたかぁい、」
あのgrが ぎゅー って言ってるのが滑稽で笑える。
ciもgrもすやすやと寝始めた。
俺らはどうしようか。
ciをスっと引き抜いて、俺らの上着で作った
ベッド(仮)に寝かせた。
ほんと、うさぎみたいで可愛い。
俺らは、そのciを囲むように眠った。
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ci「ん”ん……」
なんだ。クソ重たい。
目を開けて、周りを見ると、皆が俺に抱きついていた。
これ、どっかでも見たぞ。
ci「はぁい…起きましょうね〜」
皆を退けて、立ち上がる。
何故だか、俺はほぼ全裸。
この姿で外に出る訳にも行かず、端っこで固まっていた。
すると、珍しく1番に起きたshpが
ジャージをくれた。
shp「お前、これ羽織っておき」
「てか、大きくなってもうたんやな」
ci「…?」
shp「覚えとらんか」
なんて、変なことを言うけれど、とりあえずジャージを羽織った。
shpに続いて皆も起きた。
俺を見るなり、悲しそうに苦笑するもんだから、なんか気ぃ悪いよな。
後からtnさんに全部聞いた。
変態野郎ぶっ潰す。
え。なんかごめんなさい!!
リクエストでciくんバージョンも欲しいとのことで、続編として書いてみたんですけれども、なんかネタ枠みたいになってしまった😭
こんなつもりではッ…!!
というか、今日アレルギー出てしまって、
肌がめちゃ腫れてます😭
つらっぴ。
魚卵アレルギーなんですよね!!
もう唇えぐ腫れました💋
未だに、腕は蕁麻疹出てますからね💪🏻
まあ、私アレルギー軽い方なのでご心配なく!!
コメント
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ヮ…!!!! だだだだ、大丈夫か??! アレルギー大変だね😭😭早く治りますように😘😘😘
ありがとう変 態 神(((((( 大の大人達が抱きつきながら寝てんの想像したら笑えてきたな、www アレルギー!?!?私は兄に全部アレルギーの類吸われたからあんましわかんないんだけど 辛いって言う事はわかる アレルギーどっか行けー!!!!!