テラーノベル
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こんな僕に一体何が出来るのだろう。
こんな僕が、どうやって彼を救えるのだろう。
彼の心の軋む音が聞こえてくる。
立ち止まっては居られない。
今手を掴まなければもう二度と、彼に会えない気がする。
解決策などないのかもしれない。
僕がどれだけ傷ついても構わないから、
だからどうか、僕の光よ消えないでくれ。
…
…
…
僕「もっと早く気づけなくてごめん。」
僕とジャックの胸が触れ合い、互いの鼓動が伝わって来る。
ジャックの心臓の鼓動が僕の鼓動を速める。
ジャックは虚空を見つめ、浅く速い呼吸で喘いでいた。
僕の肩が湿るのを感じた。
そして少しして、声を震わせ口を開いた。
ジャック「……なんッでッ…君が ッ…ハァ………どうしてッッ………君に限ってッ…!!」
僕「初めての友達だったから、初めて繋がれたから。」
僕「君は僕の光だ。」
ジャック「…!!」
ジャック「………ダメだよ……これだけじゃ………君は…俺のこと……全然知らないじゃないかっ……」
僕「だから知りたい。君ともっと話したい。友達だから。」
ジャックは少し笑ったような気がした。でも懇願するような声で言った。
ジャック「……違う…違うんだ……俺はみんなと違うから…君が……思う僕じゃないんだ!!」
そう言って彼は僕を振り払おうとした。
離さない。大切な人をもう失いたくない。
君を救けたい。
僕「君が好きだ。ジャック。」
あいつは振り払おうとした俺の手を優しく包み、微笑みながらそう言った。
あいつを信じていいのか、まだ分からない。
でもそれが、嘘でもいい。あんな優しい微笑みを、俺は初めて見た。
まだもしこの世界に、希望があるとするならば………
君と一緒なら、どんな苦痛でも耐えられそうな気がした。
俺は彼の手をとった。
#オリジナル作品
土根っこ
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コメント
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うわっ……第9話、すごく重くて温かい話だった……。 「僕の光」ってタイトルがもう胸に刺さるよ。 ジャックの「君は俺のこと全然知らない」って叫びと、それでも「君が好きだ」って言い切る主人公の強さが対照的で、涙が出そうになった。 二人の心臓の鼓動が伝わってくるようだった……。 この距離感、ちゃんと救われてほしいな。友風さんの言葉、大事に受け取ったよ🌙