酒の肴はこい味で

銀時「土方くーん」

土方「んだよ昼間っから」

銀時「用もなく会いに来るのが悪いですかねぇおまわりさぁん？」

土方「俺は警察だ昼間っから暇人に構ってやるほどひまじゃねぇ」

銀時「いや俺も暇じゃねぇんだが。今日はちょっと聞きたい事があってさ」

土方「んだよ」

銀時「……お前、何で俺にあんなことしたわけ？その……」

土方「（思い出して赤面する）」

【土方は先日飲み屋で突然銀時にキスをしている】

銀時「（釣られて赤面）えっと、だからよぉ……あ～もう！いいか！言うぞ！」

土方「だぁ！まてっ..その、あれだ..あれは…」銀時「あれ？」

土方「酒に酔ってた…だけだ….別に深い事ァねぇよ…」

銀時「…………それだけ？」

土方「(顔を逸らす)」

銀時「ふぅん……。そっか、そうだよな、そんな感じだったもんなお前」

土方「(何か言いたげに赤面している)」

銀時「……あのさぁ、もし、もし仮にの話だけどさぁ」

土方「(顔を逸らしたまま)んだよ…」

銀時「もしも、だよ？もしもの話だぜ？例えば……そう例えば、お前が今ここで、『好きだ』とか言ったとしたらどうすんのかなぁって思ってね」

土方「っ///はぁぁぁぁぁ！？(赤面して口を隠して振り向いて)」

銀時「(赤面して)だって、俺達男同士じゃん。それに、お前がどんな顔して『好き』とか言うのか興味あるしぃ？」

土方「そう思っててもなぁ！..の…..あ….｣

銀時「（気付いて口を塞ぐ）」

土方「あぁぁぁ！いや、そ、そう思ってるとかじゃな…」

銀時「……ばっかじゃねぇの？自分で墓穴掘ってんじゃねぇよ」

土方「(死ぬほど動揺しながら)お、おまえのほう..が！ば、ばかだろ！お..お俺なんかに好きとか言われて…だぁぁ！もうだめだ！」

銀時「えぇぇ！？ちょっ！どこ行くんだよ！」土方「ま..マヨネーズ王国だ！」

銀時「はぁぁ！？ちょっ！待てよおい！！(捕まえて押し倒す)」

土方「っっってぇよ！んにすんだよ！」

銀時「なんで逃げるわけ？」

土方「っっっ///（目をそらす）」

銀時「答えねぇなら、あん時のお返しするけど？」

土方「….」

銀時「（近づいていく）」

土方「(自分からキスして)す..好きだからだ..お、お前を…」

銀時「……」

土方「い、言ったからっ…はっなせ…このやろ….(もがく)」

銀時「ん～？離してほしいの？」

土方「目的は果たしただろ…んなせよ..！」

銀時「……じゃあさ、もう一回言ってみてくんない？」

土方「っっつ///はぁぁぁ！？い..言えるかよ…」

銀時「じゃあ、もっとすごいことしてやるよ(首筋にキスしながら隊服をぬがし出す)」

土方「や…めろっ////んっ///ぎんっ…..///とき….」

銀時「ほら、早く言わないと大変なことになるぞ～？」(噛み付くようにキスをする)

土方「んっ…////す…すきっんっ…///よろ…ぎんっ///と…き」

銀時「（満足げに笑って）よくできました」

土方「っっ….(一瞬名残惜しそうな顔をする)」銀時「ん？どしたの？（耳元でささやく）」

土方「ど、どうもしねぇよ…じ、じゃあ、俺は仕事戻る…から…」

銀時「へぇ……いいんだ。せっかく二人っきりなのに」

土方「くっ….////」

銀時「（抱きついて）なぁ、もう一回だけ、言ってくれよ」

土方「好き…だ」

銀時「うん」

土方「(少し拍子抜けな顔をする)」

銀時「俺も、お前が好きだよ(キスをする)」

土方「…」

銀時「ん？なんだよ、まだ足りないってか？」土方「…」

銀時「ったく……しょうがねぇな……んっ（舌を入れてDキス）」

土方「んっ…///はぁ…はぁ..んっ////」

銀時「これでいいかよ」

土方「(赤面して上目遣いで)もっとぉ////」

銀時「くっ…//おま…これ以上は…」

土方「(キスをする)」

銀時「（深いキスをしながら）」

土方「はぁっﾝｯ////すきっ….///よろずやｧﾝ…///」

銀時「俺も好きだよ十四郎……」(数分後)

土方「…….忘れろさっきのこと全部！」

銀時「いやー、お前があんな風に俺の事思ってたなんて知らなかったわぁ。しかも『好き』どころか『しゅき』とか言っちゃうし」

土方「い、いってねぇ！」

銀時「でもまさか、お前が俺を好きだったとはね～。ふぅ～ん」

土方「うっうるせぇ！」

銀時「（キスをして押し倒す）こんなことしたのに…か？」

土方「(とろんとした顔をする)」

銀時「ほんっと……可愛いなお前。(スっと離れて)まぁ、今日のところはこれでけぇるとするか」

土方「も、もう一生来んなっ」

銀時「(少しにやけて)はいよ」