リクエストありがとうございます。
💚(体調不良)、💛(看病)
「緑黄」とのことでしたが、もしかしたら人によっては「黄緑」に見えるかもしれません。
ほんとにごめんなさい。
緑「はぁ…ふ… ぅ、」
黄「すちくん、きこえる?」
緑「…?」
黄「お熱測ろう?」
緑「…(頷)」
黄「あっ、起きんくて大丈夫よ!辛いやろ?」
緑「ぅん…」
黄「すちくん、冷えピタ変えよう?」
緑「かえぅ…」
「んっ、」
黄「冷たかった?」
緑「…ん、」
「つめたくて、きもちい…」
黄「そっかぁ」
「うーん…」
冷えピタが効いていることを確認できたのはいいが、裏を返せば熱が高いということ。
火照った顔、荒い息、ワンテンポ遅い返答。
これはなかなか重症なのでは?
ピピピッ
黄「…あ、」
そんなことを考えていると体温計から音がした。
液晶を見るとそこに映った数字は38.4。
明らかに高熱。
さて、どうするべきか。
緑「…なんど?」
黄「聞いて辛くならん?」
緑「、ならない」
黄「38.4。結構高いで。」
緑「、そっかぁ…」
「…ふぅ、」
黄「やっぱりきつい?」
緑「、ちょっと、しんどいかなぁ…」
黄「ん…そっかぁ…」
「お薬飲んでもらいたかったけど…しんどいなら無理せんでもええからね。」
緑「ぅん…」
そう言って彼は目を閉じてしまった。
光はきついか。
熱も高いし、すぐに冷えピタもぬるくなってしまうだろう。
だとしたら早く変えるべきか。
黄「冷えピタ……あれ?!ない?!」
「俺ちょっと買ってくるな?」
緑「んぇ…?」
黄「か、い、も、の!行ってくるね?」
緑「ん…やぁだ、」
黄「…え」
ここから離れることを伝えると、辛いであろう身体を起こして俺に抱きつく彼。
何してるんこの人。
緑「いかないで…?」
黄「ぅぐっ…」
ずるい。上目遣いでこっちを見ないで。
黄「だぁめ、もっと辛くなるのすちくんやで?」
緑「やぁの…」
黄「やだじゃない、ほら、離して?」
緑「…おれもいっしょにいく、」
黄「いかない、俺1人で行くから」
緑「やぁだ…」
黄「んもう…」
ここまで駄々をこねるすちくんは初めてだ。
一体どうすればいいのか。
緑「おれがねるまででもいい、から…」
「となり、いてくれる?」
黄「うーん…」
「それなら…」
緑「…!」
「やったぁ…」
そうやって目を輝かせる彼。
そこまで一緒にいたかったのか。
緑「…ね、こっち」
黄「お隣?」
緑「ん、そう…」
「だめ…?」
黄「しゃーないなぁ…」
緑「んふふ…あったかい…」
黄「まだ寒い?」
緑「ぅん…さむい…」
黄「そっかぁ…」
「ぎゅ、する?」
緑「…する、!」
抱きついてみると身体は熱い彼。
それでも寒いということは、まだ熱が上がる証拠なのか。
黄「もうちょっとしたらお薬飲もうね」
緑「ぅん…?」
黄「ふふ、笑、眠いか、」
「おやすみ、すちくん。」
いつもはかっこいい君だけど、たまには甘えて、甘やかさせて。
素敵なリクエストありがとうございました!
コメント
4件
うわあああぁ!!! ありがとうございます🙇♀️ 緑くん可愛すぎましたッッ!!! これで受験頑張ってきます!(???) ほんとにありがとうごさまいました!!😭