テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#日本愛され
#オリカンヒュ
りむ大帝国@イギリス依存症
1,918
#かんとりーひゅーまんず
なもなき茶
43,649
カーテンのはじっこ
36
ノベル初挑戦です。日本愛されです(多分)地雷の方はスマホ食べて寝ましょう((?
それでは
朝。
「……なんで、僕の部屋にこんなに人がいるんですか」
日本は、呆然としていた。
目の前には、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、中国、韓国、イタリア――その他にも何人もの国たち。
しかも、全員が妙に日本の近くにいる。
「おはよう、日本!」
アメリカが満面の笑みで手を振る。
「朝飯は私が用意しました」
イギリスが紅茶を置く。
「日本、これ。昨日欲しいと言っていただろう?」
ドイツが小さな箱を差し出す。
「……皆さん、どうしたんですか?」
日本が首を傾げる。
するとフランスが、日本の頭をぽんぽんと撫でた。
「別に? ただ君の顔を見に来ただけさ」
「……僕の顔?」
「そう」
フランスはにっこり笑う。
「君、放っておくとすぐ無理するからね」
「え?」
日本が固まる。
その隣から中国が口を挟んだ。
「昨日も遅くまで仕事してたアル」
「……見てたんですか?」
「見てたアル」
「どうして……」
日本がますます困惑する。
するとアメリカが、日本の肩に腕を回した。
「だって日本って、頑張りすぎなんだよ!」
「いや、別に普通ですよ」
「普通じゃない!」
全員の声が重なった。
「…………」
日本は黙った。
どうやら、この場にいる誰一人として自分の味方ではないらしい。
――いや。
正確には。
全員が自分の味方すぎる。
「今日は僕、一人で大丈夫ですよ?」
「ダメ」
即答だった。
「散歩くらいなら……」
「一緒に行く」
「買い物……」
「荷物持つ」
「仕事……」
「休め」
「…………」
日本は小さくため息をついた。
「皆さん、過保護すぎません?」
すると、韓国が少しだけ笑った。
「それだけ大切ってことだろ」
「……大切?」
日本は、その言葉を聞いて目を瞬かせた。
自分が?
そんなことを言われるとは思っていなかった。
しばらく俯いていた日本だったが――
「……ありがとうございます」
小さな声でそう言った。
すると。
「日本、顔赤いぞ!」
「うるさいです!」
アメリカが笑い、イタリアまで「かわいいんね!」と騒ぎ始める。
「写真撮っていい?」
「ダメです!」
「じゃあ俺の記憶に保存する!」
「意味が分かりません!」
朝の部屋に笑い声が響く。
日本は頬を赤くしながら、少しだけ笑った。
――自分では気づいていなかった。
いつの間にか。
こんなにもたくさんの国に、
大切に思われていたことを。
そして。
「日本!」
「はい?」
「今日も一緒にいようぜ!」
「……仕方ないですね」
そう答えた日本の表情は、
いつもよりずっと嬉しそうだった。
短いですね……すみません それでは
コメント
1件
あー、これめっちゃほっこりするやつや😂 国たちが日本にベッタベタで、日本のツンデレっぷりがたまらん。「全員が味方すぎる」って逆転の発想好きやわ。イギリスの紅茶、ドイツのプレゼント、アメリカの写真騒ぎ…それぞれの国の個性もちゃんと出てて上手い。短いけど読み応えあったし、続き気になるわ!