テラーノベル
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注意
・政治的意図はありません
・日本愛され(?)です
・微韓日です
それでも良い方はどうぞ
結局、その夜
日本は一人になることができなかった。
🇮🇹「日本、こっちなんね!」
🇨🇳「日本、昼食はもう用意してあるアル!」
🇫🇷「日本、今日は僕とお茶しない?」
🇺🇸「日本、昨日の続きだ!」
🇩🇪「日本、仕事の資料なら俺が持つ」
🇯🇵「……皆さん」
朝から、ものすごい人数に囲まれている。
日本は困ったように笑った。
🇯🇵「……僕、何かしました?」
🇫🇷「何もしてないよ」
フランスがにこにこ笑う。
🇫🇷「ただ、君と一緒にいたいだけ」
🇯🇵「……?」
日本は首を傾げた。
🇯🇵「そういうものですか?」
🇫🇷「そういうものだよ」
フランスが笑う。
その横でアメリカが日本の腕を引っ張った。
🇺🇸「だから今日は俺と遊ぼうぜ!」
🇯🇵「いえ、今日は仕事が……」
🇺🇸「また!?」
🇯🇵「はい」
🇺🇸「昨日も仕事してたじゃん!」
🇯🇵「昨日は昨日です」
🇺🇸「今日も仕事するの!?」
🇯🇵「はい」
🇺🇸「休みは!?」
🇯🇵「……ありません」
🇺🇸「作れよ!!」
アメリカが本気で心配した。
するとドイツが静かに口を開く。
🇩🇪「日本」
🇯🇵「はい?」
🇩🇪「今日は定時で帰れ」
🇯🇵「ドイツさんもですよ」
🇩🇪「私はいい」
🇯🇵「よくないです」
🇩🇪「俺は仕事がある」
🇯🇵「僕だってありますよ」
🇩🇪「ならば二人で残業だな」
🇯🇵「嫌な結論に持っていかないでください」
二人が真顔で見つめ合う。
数秒後。
🇯🇵「……ドイツさん」
🇩🇪「なんだ」
🇯🇵「最近、ちゃんと寝てます?」
🇩🇪「……」
🇯🇵「寝てないんですね」
🇩🇪「日本もだろう」
🇯🇵「……はい」
🇩🇪「なら、お互い様だ」
🇯🇵「全然よくないですよ」
二人とも疲れた顔で頷いた。
🇯🇵/🇩🇪「「今日は早く帰ろう」」
――その会話を聞いていた他の国々は。
🇮🇹「……」
🇨🇳「……」
🇫🇷「……」
アメリカが拳を握る。
🇺🇸「よし」
🇨🇳「何が『よし』アル?」
🇺🇸「日本を絶対に定時で帰らせる」
中国も頷いた。
🇨🇳「賛成アル」
🇫🇷「僕も協力しよう」
フランスも笑う。
イタリアも手を上げる。
🇮🇹「じゃあio、日本の荷物持つんね!」
🇺🇸「俺は日本を連れてく!」
🇨🇳「私は食事を用意するアル!」
🇩🇪「俺は仕事を――」
🇮🇹「ドイツは仕事禁止なんね!」
🇩🇪「なぜだ」
🇬🇧「あなたも休みなさい!」
🇩🇪「しかし――」
🇮🇹「休めなんね!!」
🇩🇪「…………」
ドイツが黙った。
日本がぽつりと言う。
🇯🇵「……皆さん、優しいですね」
その一言で全員が固まった
……ただ一人を除いて。
部屋の隅。
ソファに座っていた韓国だけが、静かにスマホから日本の方に目線をあげる。
🇰🇷「……」
🇯🇵「……?」
日本が視線に気づく。
🇯🇵「韓国さん?」
🇰🇷「ん?」
🇯🇵「いつからそこに……?」
🇰🇷「最初からいたけど」
🇯🇵「…………」
日本は目を丸くした。
🇯🇵「気づきませんでした……」
🇰🇷「だろうな」
韓国は苦笑する。
その様子を見ていたアメリカが叫ぶ。
🇺🇸「韓国いたの!?」
🇰🇷「いたよ」
🇺🇸「いつから!?」
🇰🇷「最初から」
🇨🇳「気配を消してたアルか?」
🇰🇷「別に。お前らが騒がしすぎるだけ」
🇮🇹「韓国、静かすぎるんね!」
🇫🇷「まあ、彼らしいけどね」
日本が少し申し訳なさそうに韓国を見る。
🇯🇵「……すみません」
🇰🇷「何が?」
🇯🇵「その……ちゃんと話せてなくて」
🇰🇷「別にいいよ」
韓国は笑った。
🇰🇷「日本が楽しそうなら、それでいいし」
🇯🇵「…………」
日本が少し黙る。
そして。
🇯🇵「……ありがとうございます」
🇰🇷「ん ボソッ可愛い……」
🇯🇵「?何か言いました?」
🇰🇷「なんでもない」
短い返事。
それだけだった。
けれど。
日本の表情が、少しだけ柔らかくなる。
🇺🇸「……おい」
🇰🇷「何?」
🇺🇸「お前、なんかずるくない?」
🇰🇷「何が?」
🇺🇸「なんかこう……さらっと日本の心に入り込んでない?」
🇰🇷「知らないけど」
🇨🇳「これは強敵アル……」
🇫🇷「ふふ、確かに」
🇮🇹「日本、韓国とも遊ぶんね!」
🇯🇵「え?」
🇮🇹「今日は日本争奪戦なんね!」
🇰🇷「……は?」
韓国が初めて露骨に困った顔をした。
🇩🇪「おい、イタリア日本を困らすな」
🇯🇵「……争奪戦?」
🇺🇸「そう!」
🇨🇳「そうアル!」
🇫🇷「そうだね」
🇮🇹「日本はioたちみんなの大切な国なんね!」
🇬🇧「だからといって本人の意思を無視するな」
🇩🇪「全くだ」
🇯🇵「…………」
日本は全員を見回す。
そして。
🇯🇵「……皆さん」
🇺🇸「ん?」
🇯🇵「僕は物じゃないですよ?」
日本がコテンッと首をかしげる。
🇺🇸「…………(可愛すぎるだろ……)」
🇨🇳「…………(破壊力抜群アル……)」
🇫🇷「…………(かわよ!額縁に飾っておきたいっ)」
🇮🇹「…………(可愛すぎなんね!!)」
🇬🇧「…………(日本さん、可愛すぎますよ……)」
🇩🇪「…………(可愛すぎる……こっちの身にもなってくれ……)」
🇰🇷「……それはそう」
🇯🇵「韓国さんだけ即答ですね」
🇰🇷「だって事実だろ」
🇯🇵「……ふふ」
日本が笑う。
すると韓国も少しだけ笑った。
🇰🇷「でも」
🇯🇵「?」
🇰🇷「今日は俺も一緒にいる」
🇯🇵「……はい」
🇰🇷「嫌?」
🇯🇵「いえ」
日本は首を横に振る。
🇯🇵「むしろ……嬉しいです」
韓国が一瞬だけ目を見開く。
🇰🇷「……そっか」
そして。
ほんの少しだけ耳を赤くした。
🇺🇸「…………」
🇨🇳「…………」
🇫🇷「…………」
🇮🇹「…………」
🇬🇧「…………」
🇩🇪「…………」
全員が韓国を見る。
🇰🇷「……何」
🇺🇸「いや」
アメリカがニヤッと笑う。
🇺🇸「お前も結構、日本に弱いんだな」
🇰🇷「うるさい」
🇯🇵「……?」
日本だけが。
何も分かっていなかった。
――そして。
この日から。
日本を巡る国々の争いは。
さらに激しくなっていくのだった。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
今回は少し書き方を変えてみました。読みやすくなっていたら幸いです。
第1話で♡、フォローをしてくださった方本当にありがとう御座います!!
それでは次の話でお会いしましょう
🇯
てあ
52
やる気行方不明(仮)
851
#Country Humans
コメント
1件
読んだよ〜!第2話、めっちゃ賑やかで面白かったわ!🇯🇵がみんなに囲まれて「何かしました?」ってキョトンとしてるのが可愛すぎる😂 特に🇰🇷が「日本が楽しそうならそれでいいし」って言ったあと、小声で「可愛い…」って漏らすとこ、ガチで刺さったわ。気づかれないようにサラッと気遣い見せるところがもう…ずるいよな。🇮🇹の「日本争奪戦なんね!」で一気にカオスになる流れも好き。そして🇯🇵の「僕は物じゃないですよ」に全員が「可愛すぎる…」って心の中で悶えてるの、完全にこっちも同じ気持ちになったわ😇 次も気になる!