____________________________________
ぴこん ぴこん
そんな音が鳴り響くたびにスマホが光る
-また彼らからの連絡だろうか
私は心を躍らせながら届いた新着メッセージを開く。
あぁ、やっぱり、と確信してスマホに手をかけ、会話に参加する
ここに居るのが私の生き甲斐。 1番楽しいこと。
返信してる間は何も感じない。
けれど_この居場所が無くなくなったときの虚無感は異常だ。 やっぱ、私は依存してるんだな、そう自覚する
________________________
あぁ、会話にまた参加しよう。
いつも通りの何気ない会話。 どこか見たことあるような気がして、私は、”昨日もやったじゃんw“ そう呟く。
10秒も経たないうちに誰かからは返事が来る
このグループにいるのは本当に楽しい。
例え、同じ会話をしていても。
________________________
ある日、誰かがつぶやいた。
(ねぇ、みんなで通話しようよ!
私は心臓がうるさく鳴り響くように感じる。
そんなの、絶対楽しい
嬉しくなってすぐさま賛成メールを送信
これは、きっといいことだった。いいことだった筈なのに。 私の人生を大きく狂わせる、そんな出来事だった。私の人生の爪痕だ。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!