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#ちゃのざき
かわそ🍼💙 ☁️💫
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D a i ©
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ベトベトになった僕の腹部を、彼は愛おしそうにタオルで優しく拭いてくれる。
「あー、 これは…うん、シャワー入ったほうがええなぁ」
「だね〜いこっか」
重なり合っていた熱が離れると、途端に気恥ずかしさが押し寄せてくる。
彼のまっすぐな目を見ることができなくて、差し出された手に引かれながら、僕はただ俯いて彼の後ろをついて歩いた。
浴室に入ると、彼は手際よくシャワーの温度を調節し、僕の身体を優しく洗い流してくれる。
「しゅん、ありがと、」
「へへっ、ええんよ〜?」
ささっとシャワーを済ませて部屋に戻ると、彼がベッドの前で足を止めた。
「あぁ、俺のベッド、シーツ使えんくなってもうたわ」
わざとらしく困ったような声を出しながら、しゅんはシーツを片付けつつ、僕の方をチラチラと何度も見てくる。
下心が透けて見えるその視線がおかしくて、けれど愛おしくて、僕は小さく息を吐いた。
「…一緒に、寝る……?」
「えっ!? いいん!? ありがとう!!」
待ってました!と言わんばかりに、尻尾をぶんぶんと振りながら、しゅんが僕の方へ大喜びで駆け寄ってくる。
さっきまでの彼とは同一人物とは思えないほどの変貌ぶりに、思わず吹き出してしまった。
「ふはっ! もう! しゅんってほんと…ふふっ」
「なんで笑うん? もう!」
文句を言いながらも、彼の顔は嬉しさですっかり緩んでいる。
「ほら、もう寝るよ! おいで!」
気付けば時刻は24時を回っていた。
静まり返った部屋の中で、僕たちはふたりでひとつのベッドに入る。
お互いの体温が毛布の中で混ざり合い、それだけで胸がいっぱいになった。
「じゅう…あのな? 、、確認したいんやけど…。俺のこと、好き…?」
暗闇のなか、しゅんが少し不安そうに、けれど確かめるように囁いてくる。
「…うん、好き」
「…っ! ほんま…?!」
彼が子供みたいに顔を輝かせる。
僕だって、彼からの好きは心の底から嬉しい。
――でも、嬉しさと同時に、冷たい現実が胸の奥をチクリと刺す。
僕の隠している過去が、彼を騙しているような気にさせてしまうのだ。
「でも、いいのかな……俺なんかで…」
「何言ってるんよ! 俺はじゅうが良いんさ。なんなら、じゅう以外考えられないんよ……」
「、、でも…。」
「でもなんやねん。俺はな! じゅうが過去に何があったとしても、これから何があろうとも、この気持ちは変わらんし、もう手放す気はないんよ?」
「……、」
「じゅう? 俺がじゅうを絶対に幸せにする。約束する…な? 俺を信じて?」
「しゅんの事は信じてるよ。でも……自分が信じられないんだよね……」
彼があまりに眩しくて、だからなおさら自分が汚い存在に思えて、幸せになっていい人間だとは思えなくて。
そんな僕の悲しい呟きに、しゅんは酷く胸を痛めたように顔を歪めた。
「そんな悲しいこと言わんでよ…。俺にできる事、ないん…?」
静寂が部屋を支配する。
このままではいけない。
彼のまっすぐな愛に触れて、ずっと心の奥底に閉じ込めていた過去を打ち明けようと初めて思えた。
「しゅん、…あのね…?ちゃんと、話すから……」
「…うん。…でもな、じゅう? じゅうが辛くなってしまうんなら、無理に話さなくてもいいんよ? 確かに何があったのか気にはなるし、それを知ることで、俺にできる事を探すことはできる。でも、それは過去の事やから。これから楽しい記憶でいっぱいにして、辛いことも、いつかそんなこともあったな、くらいに思えるようにするから。俺が。…な?」
「うん…ありがと、。気持ちはすごくうれしい。…でも、聞いてほしいの、舜 太には。まぁ、聞いたっていいことなんてないんだけどさ、あんなこと…。ただ、知っててほしくて。その上で、決めてほしいかな。俺の…価値…」
「価値!? 何言っとんねん。価値なんて、俺にとっては常に最高値やわ!!! あほか!!」
遮るような大声と共に、僕は彼の腕の中に力強く、でも壊れ物を労わるように優しく引き寄せられ、抱きしめられた。
「じゅうはわかってないんさ、俺がどんだけじゅうを大切に思っているか。愛しているか」
彼の胸に顔を埋めると、トクトクと速い心音が響いてくる。
僕のために怒り、僕のために泣いてくれる彼の温もりに、目頭が熱くなった。
「……うん……ありがと……ごめん……」
「……じゅう。……俺、待ってるな? ……好きやよ」
「うん……俺も…」
「よかった。おやすみ……柔太朗」
「おやすみ…」
彼に背を向け、これ以上涙を見せないように小さく丸まって横になる。
すると、彼は後ろから僕の身体を優しく包み込むように抱きしめてくれた。
そして、僕の手をそっと取り、指先を優しく撫でてくれる。
その夜は、あまりにも色んなことがあって疲れ果てていた。
けれど、何よりも、彼の腕の中がこの世界で一番あたたかくて安全な場所だったから。
僕はとても、とても深い眠りについた。
to be continued……….
コメント
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はーん悲しい😭マッジで表現大好きです。本気で。