テラーノベル
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さよなら、またね。
伊藤壮吾side.
最後の日がやってくる。 残りは、俺と光咲と空人くん。
…ぁ゛ー、さっさと終わらせよ。
そう呟きながら、アナウンスを流す。
「5日目がやってきたよ〜!今日犠牲になったのは長野くん!きっと今日が最後になるから頑張ってね〜!」
…え?アナウンスを「流す」って言った、って?
まあまあ、その話は後にしよう。 今話したら空人くんの反応を心から楽しめないからね。
…アナウンスを終えた後、俺はあの場所へと足を運ぶ。もう空人くんと光咲はそこに居た。
空人「壮吾くん…ですよね。狼。」
俺「さぁ〜?なんの事やら。ね、光咲。 」
光咲「そうだね〜。」
俺らはくすりと笑いながら 空人くんを見る。
絶望した表情を浮かべていた。
その表情を見た途端、滑稽で、無様で、面白くて。つい「んぐ、笑笑」と笑ってしまった。
光咲も空人くんも、不思議な表情を浮かべる。
「っあ゛ー笑 ガチでその表情最高だわ、笑 その表情を浮かべてくれるのは 空人くんだけだよ笑」
と呟く。 光咲は何も喋らず、ただ立ち尽くすだけ。空人くんは唖然としてる。
「さ、5日目のテーマ、上限、条件を発表しよっか。」
「今日のテーマは”過去”。上限は”自×未遂”、条件はないよ。」
俺がそう言うと、2人はさらに困惑の表情を浮かべた。
2人揃って、「なんで、壮吾くん(壮吾)がテーマ・上限・条件を知ってるんですか、?/知ってるの、?」という。
だから俺はこう返してあげた。
「それは、空人が退場した後に言ってあげる。 ほら、遊戯。始めるよ。」
空人くんはもちろん最後ね。と付け足して、光咲が「過去に、壮吾くんを最初から庇わなかったこと。 」と答える。
「その答えは有効だよ〜!」と、オートチューンが掛かったマイクを持って 彼らの目の前で 、 俺がアナウンスをする。
マイクを口元から遠ざけ、「過去に、俺は▓▓が好きな事を知られていじめられた。もちろん、これは有効。」
「ほら空人くん。もう分かるでしょ。だって、今俺が言ったこと、全部光咲と潤くん以外がやったことなんだから。」
と、冷ややかな目で見つめては、空人くんが
空人「…俺は、いや、光咲と潤くん以外の俺たちは、過去に壮吾くんを救急車送りにするほど いじめた。もちろん、反省している。」
「…有効だよ。そう、全ては俺の復讐劇。」
「今回は狼陣営の勝利でフィニッシュだね。」
そう言って、普段は貸与スマホで行っている投票を指差し制にした。
せーの、と指を差す。 案の定、俺が1票で空人くんが2票。
「せっかくだから…光咲。空人くんが俺にしてきた事、覚えてる?」
と聞く。
光咲「えーっとね、あれだあれ、あのー、フルボッコに殴ってから鉄パイプで背中ぶっ叩いてたやつ?」
そうそう、と答えては 近くにあった鉄パイプを手に持ち 、 「 お前も、俺と同じ気持ちを味わってみろ、!!」と鉄パイプを空人くんの後頭部目掛けて思いっきり振る。
ガコン、と嫌な音がし、そのまま彼の…あいつの右足を持ち、思いっきり関節技を仕掛ける。
多分、もう意識はない。 だから俺は光咲に
「光咲、最後は俺からのお礼として 空人くんにトドメさしていいよ。」
と告げて 、 ナイフを光咲に手渡す。
光咲の手が震えるのを見る。
このまま、光咲が✕さない選択肢を取るのであれば、俺の手で✕す。
光咲は手が震えながらも少し考えていたように見えた。 しばらくすると 空人の方を見た。
空人「ねぇ、光咲。うそ、でしょ?」
光咲「ううん、本当。俺は、壮吾が狼って気づいた初日から…いや、途中から壮吾を庇ったあの日から。俺は壮吾について行くって決めたから。」
そう言って、空人くんの心臓目掛けて思いっきりナイフを振りかざして 刺す。
空人くんの口から血が垂れる。 心臓から血がたくさん流れる。
空人くんは俺を、もう✕にそうになる目で見つめては「ごめ、ね、」と言い残して 静かに✕んだ。
「狼と市民の数が同数になったから、今回のゲームは狼陣営の勝利。おめでとう、光咲、潤くん。」
そう宣言し、「約束通り、潤くんを先に復活させとく。」 と言ったあと、「まもなく、ザオリク、ザオリクに止まります。」と呟く。
するとその場に潤くんが現れる。
「ぁれ、ここは、?」と寝ぼけたように潤くんが言う。
だから俺は、
「 狼陣営が勝ったから、蘇生させただけ。」
「…特別に、このゲームの秘密と主催者について教えようかな。 といっても、後者は光咲にもう言ったんだけど 笑」
と言う。
Next.主催者の過去
#ご本人様には関係ありません
れな
2,083
そのさん
22
#原因は自分にある。
コメント
1件
うわ、第7話か…ここにきて壮吾が主催者だったってのが衝撃的すぎる。最初から復讐のためにこのゲームを仕組んでたんだね。空人が「ごめん」って言い残して逝くところ、グッときたよ。光咲が最後まで壮吾についた判断も、彼なりの正義があったんだろうな…次回で主催者の過去が明かされるみたいだけど、壮吾の心の傷がどれだけ深かったのか、覚悟して読むよ。れなさん、毎回どんでん返しが効いてて本当に面白いです!