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団子さんの表現の仕方(?)が滅茶苦茶好きです!! 次も楽しみにしてます!!
こんちゃ。15話だお。先に言います。長くなります。
<注意>
・地雷さん、純粋さん、回れ右。
・キャラ崩壊、誤字脱字注意。
・初心者なので、暖かい目で見守りください。
・急にシリアス展開、暴力表現(?)アリ。
・敦君、地味に病みます。
それでも大丈夫な方はレッツゴー。
<敦君目線。>
お、終わった、、、。
もう、詰んだよ、、、。これ、、、、。
暴「あぁ!?何だよ!?ゴラァ!?」
ひぃぃぃぃい!!
いきなり暴走族さんのお出まし!!
敦「どうするんですか?これ!」
太「おおっ!いや〜おっかないねぇ。」
敦「そんなこと言ってる場合ですか!!」
もう嫌だッ!!
太宰さんが招き入れた事態なのに、、、。
太「要するに、暴走族を取っ捕まえれば良いのだろう?」
敦「えっ。ま、まぁ、、、。」
太「ならば簡単だよ!!」
敦「って、真正面から突っ込むの!?」
や、ヤバいよ!何で真正面から行くの、、、?
こう、、、裏(?)からもっと、慎重に、、、。
敦「ぎゃ、逆に難易度上がっちゃいましたよ!?」
暴「オイ!何してるんだァ!」
太「ホラホラ!おっかない人たちが来ちゃったよ!」
敦「誰の所為だと思っているんですか!」
太「いいから!早く建物に、、、!」
タタタッ
、、、。結局こうなった、、、。
敦「本当に大丈夫なんですか、、、?」
太「うーん、、、。まぁ、何とかなるんじゃない?」
て、適当ッ!!
太「いくら言えど、 そこら中に居る暴走族だ。 年齢を推測するに、まだ18いってないん じゃないかい?」
敦「本当にそんなに上手くいきますかね?だってここ———
暴「オイ!さっきの奴達はどうした!」
暴2「多分、建物に逃げたと思われます!」
暴「チッ。絶対に逃がすなよ!!」
太「あらら、、、。完全に狙われちゃったね、、、。」
本当に誰の所為だよ、、、。
でも良かった、、、。太宰さんと、ちゃんと話せてる、、、。
敦「って、あれ?あの人が持ってるのって、、、銃?」
太「え、、、?あぁ、まぁ、、、。」
なんでそんなに曖昧なの、、、?
ヨコハマ、 魔都すぎるよッ!!
敦「あの年齢で銃って、おかしくないですか?」
太「うーん。でも、珍しい事ではないと思うよ。」
敦「えっ。いや、でも、、、。」
太「このご時世、お金さえあればなんでも買えてしまうのだよ。私がポ———
暴「オイ、居たぞ!!あそこの物陰に、、、!!」
だぁぁぁぁあ!!バレちゃった!!
暴「今だ!撃て!!(ニヤァ」
ダダダダダッ!!
ひぃぃぃぃ!!こ、怖いッ!
その年齢で、銃を躊躇いなく使えるのが怖いよ!!
ダンッ!!
あっ、どうしよ。これ当たっちゃう———
痛いのは、やっぱり嫌だな、、、。
敦「っ、、、。」
太「敦君!危ない!!」
バサッ
敦「、、、?あれ?痛く、ない?」
何故だ。一瞬の出来事だったから、理解が追いついて居ない。
もう、死の境地にでも辿り着いたのかと思ったが、無論そんなことは無かった。
敦「え、、、。何で、、、?」
ドクドク、ドクドク、と心音が鳴り止まない。
違う。これは、少し都合の悪かった夢、な訳もなく、、、。
僕が何の痛みも感じなかった、それどころか、血さえも出ていなかったのは、 太宰さんが、僕の身代りに なったからだった。
太「いやー、良かった。敦君を守れて。」
敦「あ、、、。だ、だざ、、、さん、、、。」
あ、、、 血が止まらない。
どうやら、急所に入ってしまったらしい。どうすれば良いのだ。
あっ。与謝野さん、、、!!は、ダメだ。太宰さんの異能で通用しない。
太「敦君が謝る事なんか、、一つも無い。大丈、夫だから、、、。」
このままじゃ、倒れるっ、、、!!
不覚にも、太宰さんが何かに苦しんでいる様に見えた。
太「敦君、最後に、言わせて、、、くれない、かい? 私は君が———」
ドサッ
っ、、、。だ、太宰さん!!
敦「〜〜〜〜!!太宰さん!!」
太宰さんは、僕が何を何と言おうと、目覚めなかった。
太宰さんは、僕の所為でこうなった。太宰さんは———
実は近くの商店街に国木田さんが居たらしく、すぐに駆けつけてくれた。
暴走族は、国木田さんが、来るときに通報してくれていたらしく、逮捕された。
結局僕は、何も出来なかったんだ。
太宰さんは、病院に運ばれた。
<太宰さん目線。>
ダンッ!!
敦「っ、、、。」
太「敦君!危ない!!」
あっ。このままじゃ、敦君に当たってしまう。
もう、敦君が傷つくところなんか、見たくない。
きっと、敦君は優しいから、どんなに痛くても、悟られないよう我慢するだろう。
じゃあ、どうやったら敦君に銃弾が当たらない?
もう、答えは一つしか無い。
私が身代わりになる事だった。
「避ける」といっても、もう時間がない。
一緒に倒れ込む間にどちらかが当たってしまう。
バサッ
私は滅茶苦茶になって、敦君の前へと飛び込んだ。
もう、いいんだ。だって————。
敦「、、、?あれ?痛く、ない?」
うっ。は、はは、、、。
どうやら、結構急所に入ってしまった、、、。
敦「え、、、。何で、、、?」
太「いやー、良かった。敦君を守れて。」
敦「あ、、、。だ、だざ、、、さん、、、。」
あれ。何か、頭がクラクラする、、、。
く、苦しい、、、?
これ、毒?
しかもかなりの猛毒だ。
尚更、 こんなのを敦君に浴びさせるわけにはいかなかった。
太「敦君が謝る事なんか、、一つも無い。大丈、 夫だから、、、。」
敦君は、きっと自分を追い詰めてしまう。
「僕の所為だ」ってね。
この銃弾に毒が入っていることを知ったら、尚更。
だから、悟られないようにするのが得策だろう。
あー、それにしても、痛すぎる。立てているのも奇跡だろう。
太「敦君、最後に、言わせて、、、くれない、かい?私は君が———」
“私は君が「好き」なんだ“
ドサッ
ごめんね。敦君。
今、言うことじゃあないことは、百も承知だ。
ただ、気付いてしまった。敦君を考えている中で。
皆んなが何を言っているのか、分かった気がした。
「恋」が何なのか。「苦しい」は何なのか。
敦「〜〜〜〜!!太宰さん!!」
嗚呼、意識が遠のいていく。
最後に視界に映ったのは、夕月夜と 、泣いている敦君だけだった。
太「あれ、ここ、どこ、、、?」
暗い———いや違う、全体が黒いだけ、、、?
どこ?ここ。
太「おーい。誰かー、」
シーン
辺りは静まり返っている。
それに加え、黒いから、不気味さをより一層引き立てていた。
少し、歩いてみるか、、、。
ドン
太「どわっ!?」
、、、。何かにぶつかった、、、。
痛みは、感じ、ない、、、?意味が分かんない。
太「、、、?って、え!?国木田君!?」
国「、、、。だ、、ざ、、、。」
え?いや、なんて?
太「ごめーん。国木田クーン。なんて言ったの?」
国「、、だ、ざ、、、 太宰!!」
ビクッ
太「な、何々!?き、急に叫ばれても、、、。」
国「戻って来い!!太宰!!小僧が悲しむだろう!!」
戻る?いやいや、国木田君が言う「太宰」は目の前ですよ?
新手の嫌がらせか何かかな?
って、次は鏡花ちゃん?と、与謝野さん?
鏡「貴方が目を覚まさないと、彼の人は一生追い詰めてしまう。」
与「全く、アンタって奴はふと した瞬間で居なくなるねぇ、、、。」
覚ましてます!!ここに居ます!!
乱「いい加減目を覚ましたらどうだ 。太宰。」
え、えぇ、、、。
そんな事言われましても、、、。
敦「ウグッ、、、ヒグッ、、、。」
太「、、、?敦、君、、、?」
敦「御免なさい、、、。太宰さん。僕の、僕の所為で、、、!!」
太「、、、。泣かないで。君が泣くと、、、。」
あれ。私は今、どうしてここに居る?
国「戻ってこい。」 鏡「目を覚まして。」 与「本当に、何してんだい?」
敦「戻ってきて、、、!!お願いですから、、、!!」
そうだ。そうだった。
私は、以来の途中で敦君を銃から庇い、意識が途絶えたんだ、、、。
そして私は————敦君に告白、、、。
戻らなきゃ。現実に。
こんな夢を見ている場合なんかじゃあ無かった。
敦君の答えが知りたい。
敦君の顔がもう一度見たい。敦君の ————
なんかもう、私は敦君に「ゾッコン」みたいだ、、、///
敦君、待ってて。絶対戻って————
バッ
太「はぁー、はぁー、」
敦「!?えっ!?太宰さん!?」
どうやら戻ってこれたらしい。
にしても、あの暗い空間は、、、。
国「何!?太宰の意識が戻った!?」
敦「あ、はい。そうなんです、、!!」
敦「ーーー、、、。ーーーー!!」
国「ーーー!!ーーーー!!」
ふふっ。やっと戻ってこれたんだなぁ。
敦君、君は私のこと、どう思っているのだろう 、、、。
はい。終わりやす。
ながーい♡軽く地球5周しちゃったカナ?♡
もう本当飛ばし飛ばしでだいじょぶなんで、、、。
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てんきゅう