放課後の路地裏
モブ)「わかった?もうあいつとは関わらないでよ?」
陽菜)「やだ、そんなことあなた達に決められたくない!」
モブ)「なんでわかってくれないの?」 「じゃあ次はあれかなー」
(お願い、誰か助けて!)
一方その頃、陽翔は
陽翔)「陽菜遅いな、一緒に帰るって言ったのに」 「ここで考えてても仕方ない、探しに行くか」
陽翔)「どこにもいないな、あとは校舎裏か」 (何もなきゃいいけど)
校舎裏の風景を見て、俺は怒りが湧いてきた
そこには血の飛び散った跡、無造作に置いてあるナイフやバット、
そして、そこには血まみれの陽菜とそれを見て楽しそうにしているいるモブがいた
俺の怒りは即座にモブの方へと向いた
陽翔)「おい、何やってんだよ」
俺の顔を見て、何を思ったのか
モブ)「すみませんでした」
と、土下座をしてきたのである
陽翔)「は?、『すみません』ですむことじゃないだろうが」
モブ)「本当にすみませんでした、陽菜さんと話している陽翔さんが羨ましかったんです」
陽翔)「だから何だよ、お前らにも同じ目にあわせてやろうか?」
モブ)「本当にそれだけは許してくださいぃ」
陽翔)「お前らのことは心底どうでもいい、とっとと失せろ」
モブ)「はい、分かりました」
陽翔)「そうだ、そんなことより陽菜だ」
陽翔)「陽菜、おい陽菜、しっかりしろ!」
陽菜)「ひ…なと…くん」
陽翔)「陽菜、良かった」
陽菜)「あり…が…とう……ひな…と……くんが…助け…てくれ…た……んだね」
陽翔)「俺の事はどうでもいい、まずは自分の心配をしろ!」
陽菜)「ほん…と…にあり…が……とう」
ガクッ
陽翔)「おい陽菜、しっかりしろ!陽菜、ひなた!」
次回に続く
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