テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
配信中 に 雲雀 に 悪戯 されちゃって!?
cp … hbkn
knt 「 」
hbr 〔 〕
_________________
今日は久しぶりの雑談配信やりまーす !それと雲雀もいまーす !
奏斗が元気よく声を張ると、コメント欄が一気に流れる。
〈 え!コラボだ!! 〉
〈 待ってました!!!〉
〈 マジ神!! 〉
雲雀はマイクに向かって笑う 。
はーい !今日は奏斗の配信にお邪魔させて貰ってまーす!!笑
こうしていつもと変わらず雲雀と雑談してたら 、、
突然机の下で、雲雀の手が奏斗の腰にそっと触れる。
「っ……!」
奏斗は声が裏返りそうになり、慌てて咳払いでごまかす。
〈 奏斗今日挙動不審w 〉
〈 雲雀なんかした? 〉
〈 大丈夫そう?w 〉
コメント欄は無邪気に盛り上がる。
雲雀は平然として喋り始めて腰に置いた手をゆっくり引き寄せる。
「 ひぁッ !? 」
すると奏斗の体がびくりと震える。
お、おま……やめろって!
……声出すなよ。拾われる。
リスナーには聞こえない程度に小声で話していたら
〈 なんだなんだ?? 〉
〈 奏斗大丈夫?? 〉
〈 今の声えっっ 〉
コメント欄は何が起こったのか分からず混乱していた。
すると雲雀はさらに太ももへと手をすべらせ、奏斗の指先を絡め取る。
「 ッ 、んッ 、 」
〈 まってえっっすぎる 〉
〈 喘ぎ声 !!!! 〉
〈 やばいしぬ 〉
声が入っていたようでコメント欄は大騒ぎ
そうすると僕は雲雀を睨んでは何事も無かったかのように話を再開して
えっと 最近 〇〇 って言うやつにハマってるんだけどさ~ ….
へー!俺 〇〇 っていうゲーム好きだわ!
怒っている僕を気にすることなく雲雀は楽しそうに話しながら
それからは僕の体を優しく撫でたり服に手を入れたりされ雲雀の好き放題だった。
….ってことで今日の雑談はこれで終わり!!またねー!!
僕は早く終わりたいが故に急いで配信を終わらせミュートにして。
……っぶな!!!
奏斗は椅子をガタッと引いて立ち上がった。
雲雀!お前マジでやりすぎだろ!バレたらどうすんの!!
雲雀は余裕の笑みを崩さない。
バレたって奏斗は俺のものって知って貰えるからよくね?
な、そういうことじゃない!!
腰を押さえて真っ赤になっている奏斗に、雲雀は一歩近づく。
だいたい……服に手入れるし、あんなとこ触るな!
……嫌だった?
っ……
問い詰められて、奏斗は言葉に詰まる。
反論の代わりに、ただ「バカ」と小さく吐き捨てた。
雲雀は笑いながら奏斗の背後に回り、そっと腰を抱き寄せる。
ほんとは、配信中だから余計にドキドキしてただろ
……っ
耳にかかる吐息だけで、全身が熱を帯びる。
配信中は我慢したけどさ……今はもう我慢する理由ねぇよな
そう言い顎をすくわれ、視線が絡み合う。
逃げ場を失った奏斗の心臓は、もう誤魔化せないほどに高鳴っていた。
……奏斗
低く名前を呼ばれた瞬間、唇が塞がれる。
抗議の言葉は飲み込まれ、ただ熱に溺れていった。