テラーノベル
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暇なので書きます。
すぐ消すかも
死表現あり
それでもいい方はどうぞ
涼しくなってきたね
(1回データ全部消えて萎え萎え)
⬇
暑い夏いつものように過ごしていた。
お喋りな大親友兼幼なじみ
暑い夏が嫌いで無口な私とお喋りでうるさくて夏が好きな大親友
真反対な私たちでもずっと仲がよかった
暑い夏の季節
それは鬱陶しいくらいで
(全国的にも厳しい暑さが続くでしょう)
流れっぱなしのニュースの音が耳に入ってくる
外に行くにも暑すぎる
することもないから部屋に籠ってた
「…退屈だな」
部屋に1人なんにもすることがなく退屈な日々を過ごしていた
でも、あの子がいたから退屈じゃなかった
夏も別に好きではなかったけど、嫌いにはならなかった
<夏がすき!>
笑顔で君がそう言うから。
でも、今、
「夏は、嫌いだ_。」
2年前
大好きな親友
私とは真逆な性格
好きな物も、お喋りなところも、普段の過ごし方だって、
びっくりするくらいに真逆
けど、びっくりするくらい仲良し
「夏はね_!」
彼女がよく言う言葉
私は夏は暑くて苦手だし、好きじゃなかった
だから夏が大好きな親友は私に夏の良さを伝えたいみたい
親友は私の家に来る時に、よくスイカとか、そうめんとか、風鈴とか、時には花火大会のチラシまで、夏によくあるアイテムを持ってくる
正直、物が増えて置く場所がないけど
結構嬉しい
「私ねたしかに、夏は嫌だけど、」
君がお話してくれるから、嫌いじゃないかも_
親友が死んだ
事故死だった
前から信号無視の車が猛スピードで突っ込んできたらしい
犯人はその事故で死んだ
ニュースが流れる
そいつは自殺目的で、最期に誰かを巻き込んで一緒に死にたかったらしい
憎かった
許せなかった
なんでそんなあいつの都合で親友が死ななければならなかったのか
わからない
ふざけるな
なんで
そんなことを頭に漂わせながら私は親友の葬儀を終えて家に帰ってきた
あぁ、だめだ、身体が動かない、親友に会いたい、なんで親友が
そんな思考がグルグルなると気持ち悪くなり重たい身体をなんとか動かして窓を開けた
風が入ってくる
_ぁ、
「__風鈴の音がする。」
親友が大好きな風鈴
<夏といえば風鈴でしょ!>
満足気に話す親友を思い出す
この風鈴はお揃いで買ったやつ
家の中でも夏を味わえるようにと買ってきたもの
でもいつもお喋りな親友は喋ってばっかでほとんど風鈴の音が聞こえないから気づかなかった
_もう親友は居ないんだ
あぁ、静かだな
いつもなら、元気に夏を語る親友の声が耳に入ってくるのに
帰ってきてよ、またお話ししようよ、
この思いはどこにぶつければいいのだろう
「やっぱり、夏なんて嫌いだ_。」
end
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