nk 「──────だぞ!」
パチッ
インカムから聞こえてくるnakamuの声で目が覚める
そして自分の頬をなぞると
あぁ、今日もまたか。って
br 「そして僕の視線の先には」
br 「澄んだ水色の瞳がありましたってね」
br 「あははっ!…笑わせてくれるよね」
カケル兄ちゃん、施設のみんなも。
僕は今日も復讐できる日を願って生きてる。
だから皆は……
僕はネックレスを大事に握りしめて服の中にしまう
br 「今起きたー!!」
とインカム越しに叫んでさっと支度をした
母さんの形見であるネックレスのチェーンには、カケル兄ちゃんの指輪も一緒に。
もう二度と、離れないから。
もう二度と、失わないから。
大丈夫、大丈夫。僕ならできる。
2人でひとつ、
一緒に復讐するんだ───。
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