テラーノベル
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起きた時に、万事屋は同じ布団に入って隣で寝転がっていた。
「おはよう…」
何してるんだ俺は…
あんなに固く決意したのに酒を飲んだだけでこんな事態になってしまっている。
最悪だ…
「なんで俺は万事屋にいるんだよ…」
「いやいや、酔っ払って酒屋で寝ちゃった土方君を連れて帰ってきたんだよ。覚えてない?」
そーいえば、酒屋から帰る道で万事屋の顔が隣にあったような…
「…悪い…」
俺はため息をしながら顔を隠した。
「別にそれはいいんだけど…ちょっと聞きたいことあるんだよね〜。時間ある?」
「⁇あるが?今日は非番だからな」
「だからあんなに飲んでたのか……あのね?昨日の土方、すっごい酔ってたんだけど、それが俺のせいらしいんだよね…なんでか教えてくれる?」
…俺〜〜〜⁈何言ってんだよ‼︎
「いや、そいつは…」
沈黙。
チャイナやメガネはいないのだろう。
いたらこの状況にどっちかがツッコんでくるはずだ。
「…土方君が言ってくれたら、俺もお前の知りたいこと教えてあげるよ?」
「え?」
「嘘なしで教えるから、土方君も教えて。周りのこととか気にしなくていいから。」
…チャンスなのか?
猿飛か月詠が好きなのか聞くチャンス。
「…」
でも決めたんだ…この気持ちは誰にも教えないと。
「…さっきの質問に答えられないなら、違う質問もしていい?」
答えられない俺に万事屋は新しく質問してきた。
「今日、俺が隣でおはようって言った時どう思った?」
…は?
「…おはようって言われた時は…変な感じしたが…なんか……」
「なんか?」
「…朝の万事屋はいつもと違って、かっ…可愛いって…思った…」
天然パーマのモフモフ具合が可愛かったのだ。
寝癖もあるのがグッときた。
そこまでは言えなかったが、俺の中で譲れるところは譲ったつもりだ。
「…へ〜。そんなこと思ってくれてたんだ…」
俺は恥ずかしくて下を向いてしまった。
きっと万事屋はあのうざったらしい笑顔でいるのだろう。
「っ///じゃあ聞くけどっその…ゴニョゴニョ…」
「え?なんて?」
「…好きな奴…誰」
「…は?好きな奴?」
「猿飛とか月詠に恋心寄せられて…どっちかのこと好きなんか?」
聞けた。今俺が一番聞きたいことを。
これでもうお終いにしよう。
これを聞いたら万事屋から出て行こう。
「俺はあいつらに恋心なんてねぇよ。」
ホッとした。
[いない]と言っていないということは、好きな奴はいるのだろう。
「土方君。」
「なんだ?」
「いやだから、俺の好きな奴。ニコチンマヨラーの新撰組副長、土方十四郎。」
⁇
「⁇誰だそいつ。」
「えっ?お前自分のこと忘れたの?」
「…へっ?」
情けない声が出てしまった。
「お、俺?…っ///////⁈」
「ようやく自分のこと思い出した?」
俺?聞き間違いとかじゃなく?夢とかでもなく?本当に?
「まだ信じられてねぇって顔してんなぁ…」
俺がまだ頭を整理できておらず、混乱してボーっとしているところを万事屋は見逃さなかった。
チュッ
万事屋の顔が近くにある。
音と同時に唇が触れ合う。
万事屋はそれだけでは止まらず、俺の頭に手を回し、自分から離さないようにした。
コメント
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第3話読みました!朝の布団でのやりとりから一気に告白シーン、もうドキドキが止まらなかったです…!土方の照れ隠しと銀時の強引さのギャップがたまらない🔥 これは続きが気になる…!