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sha side
「……」
やられたことを無視しながら席に座る。
「何座ってんの?おもんな」
文句をつけられる。
「はぁ、?別にいいだろ…ッ…」
ボソッと呟く。
本人にいったら、言うまでもない。
「シャケ、放課後、ね?」
圧。
「ん 」
こういう時に、名前で呼んでくれるのは嬉しい。
放課後
「よし、」
せかせかと屋上に向かう。
ガチャッ
音を立てながら入った。
「ねぇ〜、遅いんだけど」
「ごめん。」
「早くしてよね」
また圧。
「はぁっ…」
ため息を着く。
「んじゃ、やるよ〜 」
やるよの合図と共に、身体中を殴られる。蹴られる。
「う”…ッ…げほっ、げほっ」
耐えきれずに咳をする。
「咳するとか汚…」笑
嘲笑うように笑ってくる。
「ごめッ…ッ”」
「別に謝って欲しい訳じゃないんだけど?」
怒られる。
でも、殴られてる時に、1つ疑問におもうことがある。
そう、
ごめんと口パクをしながら殴ってくる。
「はぁッ…はあっ…」
「もうこれでい〜や」
「終わり」
ぱんぱんと手を叩く
「ねぇ、ッ”…Akira…」
「ん?なに?気安く名前で呼ばないで?」
「ご、ごめん…」
「んで、要件は?」
「なんで、」
『ごめんって言いながら殴ってくるの?』
俺は、思っていたことを聞いた
「ッッッ…そ、それは、…ッ」
言うことが難しいのか、言葉が出てこないのか、Akiraは言葉を詰まらせた。
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ak side
シャケに聞かれた。
俺がごめんと言いながら殴る理由を。
「なんでって言われても…」
「なんで、?普通なら、ごめんって言わないでしょ…?」
確かにそうだ。
いじめをしているなら普通、ごめんと言いながら殴らない。
「俺がごめんって言いながら、殴る理由は…」
「なに、?」
この言葉を口にした。そうしたらシャケは小動物かのように反応をした。
俺がごめんと言いながら殴る理由は、少し前、
過去にあったことが関係してる。
その話をしたら、長くなるだろう。
「…この理由はね、昔に関わってるんだ」
「…そうなの、?」
教えてくれと言いたげな表情をしながらこっちを見て来る。
そんな簡単に教えるはずがないでしょ
だって、シャケは
俺の大嫌いな人だから
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