打ち合わせが終わって扉を開けると、次の打ち合わせの人達が待機していた。
そこには私が最も冷たくされている ChroNoiRの 2人が。
「 …げっ 」
「 葛葉やめなよ〜〜w 見たら目腐るよ? 」
『……お前ら、私一応先輩だからね。 』
んで、どれどれ?数字は?
今日もひどいなー、なんて思いながら2人を見上げた。
『…はぁ!?! 』
いやビックリ。え、不破くんが550だよね??上限100だよね??
葛葉が820 で叶は900…
ねえふざけてる??ちゃんと機能してないよ。
「 、え?なに急に大声出して、……こわ 」
「 わー都愛センパイがおかしくなった、w こわ、 」
いやそのドン引いた顔やめてね。一旦。
てかなんなのこの数字は。叶に関しては900て…900か、、。
ろくな会話もないまま2人は打ち合わせの時間になって会議室に入っていった。
とりあえず調べたいなと思って、トイレに入ることにした。
…
調べても出てこないしなんなのこれ。いい加減やめよーよ。
ま、おもしろいしいいんだけど。
はあ、とため息をついて個室から出ようと思った瞬間に、ピコンと携帯が揺れた。
あれ、私、通知全部切ってるんだけどな。
『……好感度? 』
差出人の分からないメールだったから恐る恐る開いたけどやっぱ好感度なんだ。
…上限は100です、だってさ。
じゃあみんなただのツンデレってこと?なんて呑気にニコニコしていると
まだメールには続きがあったみたいで
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0〜20 … 他人・知り合い
20〜60 … 友達
60〜80 …親友
80〜100 … 恋人 家族
上限は100ですが、例外もあります。
100以上の相手がいたら危険ですので今すぐ逃げましょう。
貴方に対して激重感情を抱いているため、なにをされるかわかりません。
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『……おわった〜 』
もしかして私、逃げる以外の選択肢ありませんか?
コメント
2件
うへへ( ◜ω◝ )面白いうへぇ