ちょっとま◯マギっぽい描写がこれから増えます
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星導ショウ視点
不思議な夢を見た
夢だと気付いた時,なんとなく今自分がどんな姿をしているか確認してみた
髪色が色素の薄い色になっていて,髪は短くなっており,背丈も低くなっていた
すると女の子と青年がどこからともなく現れた
女の子が俺を「ショウちゃん」と呼び,青年が女の子の隣に立っている
顔に霞がかかっているみたいに,上手く見えない
女の子「さっきからショウちゃん呼んでるのにどうしたの?考え事?」
青年「おいこん,言ってやれ
エナドリの飲み過ぎだろって」
女の子「やだ,ショウちゃんまたエナドリ飲みすぎたの!?」
女の子は呆れたように言った
星導「嫌だねこん
こればっかりは辞められないし」
そう言ってハッとした
今自分は無意識のうちにそう言っていた
もしかしたら,俺が記憶を失う前の出来事なのだろうか
するとパッと場面が変わった
何故か研究所内の様なとこで女の子と手を繋いでいた
目の前には白衣を着た人と和装の人がいる
科学者?「いいんですか?
自ら人体実験して欲しいなんて……」
和装の人「君達は若いんだよ?本当に良いの?」
どうやら自分と女の子はこの人達に人体実験をしてくれと頼んでいるらしい
どんな状況だよ
科学者?「星導_君に,__君」
なんだ?名前のところだけノイズがかかって聞き取れなかった
星導「こんの背負っているものを,少しでも背負いたいから」
まただ。勝手に口が開く
女の子「ショウちゃんとなら,私大丈夫
1人じゃないから怖くないもん」
科学者らしき青年は眉を顰めた
科学者?「 __君…しかし君はお兄さんに認めてもらいたいたかったのでは?」
和装の人「____君に認められたかったんだよね?大丈夫?もう戻れないよ?」
女の子「ううん
……もう疲れちゃった。何度時を戻し,繰り返しても,“あの人”が救えないの
ならいっそ,これまでやらなかった,やろうと思わなかった事をやってやろうって思ったの
どれだけ“彼”の真似をしたって,“あに様”は私の事を見てくれないもの」
夢なら早く醒めてほしい
そんな事を思いながら耳を傾けていた
すると突然また場面が切り替わった
そこには血だらけの女の子とさっきの科学者らしい人と和装の人がいて,瓦礫に埋れ倒れていた
いつの間にか姿はいつもの俺に戻っていて,髪は触手になっていた
知らない子のはずなのに,懸命に助けた
瓦礫を全部のかした後,視線を感じた
その視線を辿り,視線の主と目が合う
その主は1人の男性だった
男性「お前…………!?」
俺はなんだか猛烈に体が疼き,それを振り払うようにその場から走り出した
脳裏に女の子の声が響く
女の子「晶ちゃんが言ったんだよ?
私の苦しみを少しでも背負うって!
嘘吐き!嘘吐き嘘吐き嘘吐き嘘吐き嘘吐き嘘吐き嘘吐き!!!!!!」
汗がダラダラと流れて首を絞められるような感覚がした
俺はそこで夢から覚めた
星導「はぁ…はぁ…」
最悪な悪夢を見ていた気がする
星導「まぁ…忘れてるしいっか」
そうして俺は忘れることにした
「…………嘘吐き」
狐の少女が小さく呟いたことに,いた事にすら気付かなかった
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