テラーノベル
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紫様×赤様 「ずっと好きだった。」
僕はずっと片思いしてる相手がいる。それは、うちのグループのリーダーであり、僕の相棒の赤だ。
今も、僕の前で楽しそうに笑う赤が僕は本当に好きだ。綺麗な赤い髪と瞳。通常より少し白い肌。赤の好きなところを挙げたらキリがない。それほど、僕は赤が好きなんだ。
だけど、赤は僕の思いに全然気づいていないんだよな。
「ほんと、綺麗。…その笑顔、僕だけに見せてほしいな」
つい口に出てしまった。聞こえてないか心配したが、赤には届いていないようで、安心した。
「なに〜?誰が綺麗なの?」
「好きなら早く好きって言えばいいのに」
安心してたら、イタズラっぽく笑った桃ちゃんと呆れた表情の水ちゃんがそう言って、僕の隣に腰掛けた。
「紫ちゃんは、もっと積極的になんないとダメだよー?ただでさえ、赤は鈍感なんだからさ」
「そーだよ!もっとアタックしていかないと、いつまで経っても付き合えないよ?」
急な説教に驚きつつ、「わかってるよー」と適当に返事をして、僕は赤を見た。やっぱり、赤は可愛い。ニコニコ笑ってる時が一番だ。と思いながら、どうしたら振り向いてくれるかを2人に相談した。
意外にも、真剣に考えてくれているみたいだ。
「やっぱり、僕からアタックしないとダメ?できれば、自然にいきたいんだけど」
「無理だね。あの鈍感は、こっちがアタックしまくらないと気づかないレベルだから。」「そーだね、紫ちゃんからアピールしても、気づかない可能性もなくはないからな」
2人の言葉を聞きながら、もう一度赤を見た。確かに、赤の鈍感は結構なものだ。アピールしてみるか?と考えてると桃ちゃんが
「ほーら!ぐだぐだ言ってないで、2人でお出かけでもしたら?」
「お出かけかー、」
桃ちゃんがそんなことを提案してくるなんて、と思いながら、 どう誘えばいいのかと悶々と悩んでいると
「もー!水ちゃんが誘ってきてあげる」
「えー?水ちゃんが誘うの?…じゃあ、 俺も一緒に誘うー!」
「えっ?はあ?ちょっと?!」
痺れを切らした水ちゃんと楽しそうな桃ちゃんが戸惑う僕をよそに2人はどんどん赤のところに行って、あれやこれやと話を進めいてた。
ここからじゃあまり話は聞こえなかったけど、簡単な話、今週の日曜日に全員で遊ぼうとのことだった。こんなの、楽しみすぎるでしょ!とワクワクしながら僕は会議室をあとにした。
次回 「まさかの2人っきり?!」
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