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「いや……えっ…?」
私は、家に帰り、今学校の宿題をするためにつくえに向かってるんだけどさ………
全然頭が回らない。
「摩理之介君が……あんなに真剣に告白してくるなんてっ……あれは、幻覚か何かかな……?!」
私は、摩理之介君の事で頭がいっぱいになり、全然勉強に取り組めないっ………!!
「断るって決めてるのに……!何か……ずっと考えちゃう……」
いや、…何で!?私、さもくんが好きなんだよっ!?
何で、こんなに摩理之介君が頭のなかに出てくるの!?いや、…告白されたからか!?告白されたから、考えちゃうのかな!?
………………私な………何か………摩理之介君の顔がすんごく前に見たことがある気がする。
でも………小学生時代とかにあった訳じゃないのに……。
私、名前覚えるのとか顔覚えるの苦手だから…覚えてるのなんて……さもくんぐらいしか……(しゃもさん)。
私は、もう勉強なんてやめて、何でこうなってるのかを必死に考えていた。
…………何か、前に小説でこう言ってた気がする……『どうしても頭の中から離れない男子がいるなら、それはもうその子のことが好きなんだよ』
いや…………………そんなはずはないんですけどねっ!?
と、…その時に、電話がなった。
「えっ?こんな真夜中に電話…?」
私はびっくりしたが、すぐにスマホを取り、電話を繋げた。
「えっと……もしも〜し?」
私は声をかけた。
『えっ、…繋がったんだ!?』
すると、スマホ越しから凄く馴染みのある声が聞こえた。
「さもくん!?」
『……えっと…うん。それでさ………ななっし〜、あいつ(摩理之介)から変な事言われたりしてない…?』
さもくんの声はどこか、切なげな真剣な声だった。
「えっ?変な事って……う〜ん………」
告白って、変な事に入るのだろうか……?
『……………言われたんだね?その反応』
さもくんは少し声を大きくした………ように感じた。
「えっ、…うん…………アハハ。えっとね……ただの告白程度!!」
私は、無理やり元気な声で言った。
だって!!そうしなかったら、「実は〜今、すんごく摩理之介君の事考えてて〜。どうしよ〜」とか変な言葉が出てきそうなんだもん!!
『…………告白………。答えはどうするの?』
さもくんはずいっと聞いてくる。
「えっと……………断る……つもりだよ…?」
私は頭の中でちゃんと考えて言った。
『つもり……か……』
さもくんは少し元気がなくなった気がする。
『………あのさ、ななっし〜。ちゃんとしっかり、ななっし〜の気持ちを教えてほしい』
さもくんはぐっと声を強くして言った。
「えっ…?気持ちって……私、さもくんのこと…す、す、好き……って気持ちってことですかね!?」
好きっていうの少し恥ずいね!?
『いや、そうじゃなくてね!?言い方悪かったね、えっと………あいつへの気持ちのこと……』
「えっ?摩理之介君の事?…………ただのオタク友達だよ…?」
『…………何か、頭ですんごく考えちゃうとか、…少し好きになりそうとか……ない…?』
さもくんは確かめるように言った。
「えっ」
…………何で、すんごく考えちゃうのバレてんるんですかね!?
『………もしかして…少し図星だった?』
「……………イヤ……ナンノコトデスカネ~」
『ちょっと、摩理之介の事気にかけてる?』
…………これ、…言ったほうが良いやーつ……?
これさ、言ったら少し傷ついちゃったりしない…?
私は、さもくんが一番だけど、摩理之介君の事を少しでも思い出すままお付き合いは、何か騙してるみたいにならないですか…?
ちゃんと、断ってからさもくんと仲良くしたい。
考えちゃう理由を自分一人で考えたい。
さもくんを少しでも傷つけたくないもん。
「…………さもくんには関係ないよ、大丈夫」
私は言った。