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ミセス 短編集

3 - 王様ゲーム

♥

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2025年03月04日

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ただのイチャイチャ❤️×💛です。長い😅


「はーい、王様ゲームするよ〜」

酔っ払った涼ちゃんがお酒を片手にノリノリでそう言う。

「王様ゲームって俺と涼ちゃんの2人しかいないでしょ」

最初は3人で飲んでいたが若井は帰ってしまったから俺の家に涼ちゃんと2人だけ。

「でもやるの!負けた方が勝った方の言う事一つだけ絶対にきくんだよ」

酔っ払いが暴走している。

でも…一つだけ何でも、か。いいかもしれない。

「じゃあ目をつぶってこの飴の中からりんご味のひいた人が王様〜。せーので一緒にひくんだからね」

ミックスの飴の袋を持って言う。

「せーの、…やったー俺の勝ち!」

涼ちゃんがりんごで俺はマスカット。りんご味の飴を振りながら涼ちゃんが大喜びしている。

俺はちぇっと舌打ちした。涼ちゃんに言う事きかせたかったんだけどなぁ。

「俺が王様ね。元貴に何してもらおうかなぁ。う〜ん」

変な顔をして真剣に悩んでる涼ちゃん。可愛いな。そんな事をボーっと考えていたら、やっと涼ちゃんのお願い事が決まったようだ!

「決めた!元貴、俺を喜ばせてよ!」

「はぁ?」

変な声が出てしまった。

「何でもいいよ、元貴が俺が喜ぶと思う事してよ」

酔ってちょっと赤くなった顔でニコニコと笑う。

「俺のやりたいゲームに俺が寝るまで付き合ってくれるとか、マッサージしてくれのでもいいし。あっ!その残ってる元貴のケーキ俺にくれるのでもいいよ」

そう言って、あーんと口を開ける。

「…ホントに涼ちゃんが喜ぶならなんでもいいの?」

「うん。でも王様は俺なんだからちゃんと俺の喜ぶ事じゃないとダメだからね」

そう言いながら俺の顔の前に人差し指をビシッと立てる。

涼ちゃんの喜ぶ事か…そうだ。 俺はいい事を思いつく。

「…じゃあ目を閉じて口開けてて」

こう?と涼ちゃんは素直にそれに従った。

俺はそんな涼ちゃんに顔を近づけてゆっくりと口付けた。

涼ちゃんの目が大きく見開かれたが、その時にはすでに舌を絡め取って吸い上げながら優しく甘く蹂躙していたので涼ちゃんは何も言い返す事ができない。

「んっ…」

涼ちゃんから甘い息があがり始めた頃合いを見計らって、下に手を伸ばし優しく擦り上げると涼ちゃんの身体がビクリと跳ねた。

「涼ちゃんが喜ぶように気持ちよくしてあげるからね」

唇を離してもはぁはぁと息を漏らすしかできない涼ちゃんの耳元をねっとりと舐めながら甘くささやく。

「んぁ、元貴ぃ」

ズボンの中に手を入れて直接触るとそれだけで声が上がる。

「王様、気持ちいいですか?それではこちらもご一緒にどうでしょう?」

そう言って乳首にチュッと唇を落としてから強めに吸って舌でクリクリと刺激してみる。

「あっ…気持ちいい」

大きくなって蜜をもらす尖端を撫でながら激しく上下に動かすとどんどん息があがり、あっ!と大きな声が上がったと思うと涼ちゃんがビクビクと達してくたりと身体の力が抜けた。

「お気に召していただけたようでよかったです」

とクスクス笑いながらささやいてやるとカッと涼ちゃんの顔が赤く染まる。

「も、もう…」

「えっ?もっとですか?」

そう言いかける涼ちゃんを遮って俺は驚いたように声をあげる。

「王様がそう望むのなら仕方ありませんね」

そう言って俺は後ろの穴にグッと指を突っ込んでぐりぐりと指を動かす。

「あっ、あっ」

俺がいつものいいところを丁寧に丁寧に刺激すると涼ちゃんの身体は一気に甘くとろけ出した。

「あん、あっ、そこ…」

「ここですね、わかりました。しっかりとお楽しみください」

涼ちゃんの首筋に舌をはわせながら指を増やしいつもより丁寧に、ゆっくり時間をかけて少しずつ激しくしていくとそれに合わせて涼ちゃんの腰も動きだす。

「ねぇ、あっ…もう、お願い…」

散々焦らしまくった後、やっと指を抜きさると涼ちゃんのアソコは待ち望むようにヒクヒクと動いている。そこに張り詰めた俺自身を当てがうが、入り口辺りにぐりぐりと強めに押し当てるだけでさらに焦らしてやる。

「いやん、元貴、お願いだからぁ」

なかなか与えられない刺激に焦れて そう涙目で見つめてくる涼ちゃんにそのまま突っ込んでしまいたいのを我慢する。

「ダメだよ。涼ちゃんは王様なんだから。王様はお願いなんかしないの。ちゃんと命令しなくちゃ」

そう言って入り口の浅いところだけで軽く出し入れすると、もう我慢できないと身体をくねらせた涼ちゃんが大きな声で叫ぶ。

「もう!早く入れて!元貴のでぐちゃぐちゃにして!」

「よくできました」

そう言いながら一気に奥まで突っ込むと涼ちゃんから激しい嬌声があがり、あまりの締め付けに我慢しまくっていた俺も持っていかれそうになるが顔をゆがめて必死に我慢する。

快感の波が少しだけ去り余裕ができた俺がユサユサと激しく出し入れしだすと涼ちゃんから喜びの声が上がる。

俺は涼ちゃんの意識が飛ぶまで何度もご奉仕を続けた。



朝の気配にだんだん意識が覚醒していき目が覚めると隣に寝ている元貴の顔が目の前にあった。

いつもと同じように腕を回して引っ付こうとした瞬間、昨日の自分の痴態が思い出されてあまりの恥ずかしさにばっと元貴を押し退けて距離をとってしまう。

「ん?涼ちゃん、おはよう」

その刺激で目が覚めたのか目をこすりながら元貴がボーっとした目でこちらを見てくる。

目が合った途端に顔が熱くなり真っ赤に染まっているのが自分でもわかった。

そんな俺に察しがついたのかクスクス笑いながら元貴が耳元でささやく。

「王様、昨日はご満足いただけましたか?」

「うわー!やめてー!」

もう恥ずかしさに耐えきれなくなった俺は布団に頭を突っ込んで叫び声を上げる。

「はははっ」

元貴がお腹を抱えて笑っている。

「なんだよ。王様ゲームしよって言い出したの涼ちゃんでしょ」

もうなんでそんな事言ったのか思い出せない。とにかく酔っぱらって元貴と遊んでるのが楽しかったのを覚えている。

最近元貴が忙しくて全然ゆっくりいちゃついたりできなかったもんなぁ。

だからって、だからってあんな…!

「だからってあんな変なプレイみたいなのするなんて…」

「だって王様になった涼ちゃんが『俺を喜ばせて』って言ったんじゃない」

「あれはそういう意味で言ったんじゃないでしょ!」

「でも涼ちゃんめちゃくちゃ喜んでたじゃない」

「うっ」

確かにいつもとやってる事は同じだけど、元貴の態度や口調と、後は焦らされまくってからの行為はもう身体が勝手にキュンキュンして止まらなくなってしまうくらい気持ちよかった。

思い出しただけで勝手にお腹の奥がキュッと反応してしまい真っ赤になって黙ってしまった俺に元貴はチュッと音を立ててキスしてくる。

「またしよーね」

「…たま〜に!だったらいいよ」

そう言って恥ずかしさに顔をそむけた俺の耳に元貴が甘くささやく。

「次に俺が王様になった時は…思いっきりご奉仕してもらうから覚悟しといてね」

ニヤリと色気たっぷりに笑う元貴に、目を見開いた俺は今度こそ真っ赤になった。

「やっぱりもう二度としない!」

夜明けの静かな空気の中、俺の叫び声と元貴のバカ笑いが響き渡っていた。


ご報告です。

なんとフォロワーさん250人超えました。なんかすごいね🤭読んでくださる方もけっこう増えてきて、コメントいただいたり嬉しいかぎりです。

このお話は250人超えたら投稿しようと思って準備してたものなので無事に投稿できてよかったです。

これからも投稿ていこうと思ってますのでよろしくお願いします。

この作品はいかがでしたか?

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コメント

15

ユーザー

こんにちは。 しいなさんロスで笑 読みにきてしまいました💕このお話可愛くてめちゃくちゃ大好きです😍

ユーザー

かわい〜💕おめでとうございやす〜!やっぱりもりょきはやめらんねぇ…すっごい涼ちゃんの我儘風のお姫様ともっくんの執事見たいなプレイ…すごくHだ…

ユーザー

フォロワー様250名おめでとうございます✨ 藤澤さんの可愛らしさにメロメロです✨

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