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桃side
桃「ごめなさい……ごめなさい……」
母「なんでこんな事も出来ないの!?」
(桃を殴ったりする)
桃「ごめなさい……もっと頑張るから…許してくださいっ……」
母「はぁ……なんでこんな子になったのかしら」
父「お前の育て方が悪いんだろ…」
母「私のせいなの!?あなたは仕事ばっかりで何もしていないじゃない!!少しは桃の世話ぐらいしたらどうなの!?あなたが世話しないからこんなこになったんじゃない!!」
父「うるさいな、俺は仕事で疲れてるんだ。こんな奴の世話なんかしてる場合じゃないんだよ。」
母「いつもいつもそうやって!ーーー……」
父「ーーーーー!!!ーーーー!?」
また始まった……
俺のせいで…また2人が喧嘩してる。俺がもっと頑張れば…もっと…もっと……
なんの為に…?
頑張っても頑張っても褒めてくれない…
殴られ蹴られて罵倒を浴びせられ、俺はなんの為に頑張ってたんだっけ…?
褒められるため?
でも褒められたことない……
…………俺は……なんで頑張ってるんだろ……
母「ーーーーー!!!ーーーーー!!!」
父「ーーー!?ーーーーー!」
母「はぁ……こんな子になるんだったら産まなきゃ良かった……」
父「役ただずに育てやがって」
母「あなたのせいでしょ!?ーーーーー!」
……役ただずなんだ…おれ…
……なんの為に産まれたんだろ…
……生きる意味あるのかな…
母「桃!!早く部屋に戻って勉強しなさい!!ぼーっとしてないで早く行きなさいよ!顔も見たくないっ!!」
父「何も無い奴がのうのうと生きてんじゃねぇよ」
桃「っ……ゴメンナサイ…」
母「声も聞きたくないわ…ボソッ」
桃「…………」
ーーー桃の部屋ーーー
もうやだな……楽になりたい……
桃「楽になる方法ないかな、調べよ」
感情を無くすと楽になれるんだ…
あと…リスカ…OD……
桃「やってみようかな…ODは無理かな…薬ないし、お金もってないから買えないし…」
リスカ……
桃「カッター…と包帯…かな?包帯は救急箱の中にあるから大丈夫か」
カッターは確か机の上に…………あった…
カチカチッ……グサッ、ザシュッーザシュッー
桃「おぉ…」
グサッグサッ、ザシュッーザシュッーーー……
桃「なんか少しスッキリするかも……へへっ…良いやり方見つけちゃった…」
あとは感情無くすだけ……何も思わなければいいんだよな…簡単そう
桃「あぁ、勉強しないとな……とその前に包帯と掃除しないと……」
ーーー朝ーーー
桃「……朝か、また寝ないで勉強したな」
早く支度して学校行こ……
ーーーin学校ーーー
先生「朝のHR始めるぞー」
モブ1「あいつまだ学校来んのかよ」
モブ2「虐めたりねぇんじゃねぇの?」
モブ3「あははっ!ありえる!」
モブ1「もっとやってやろうぜ!」
先生「終わりだー授業準備しろー」
モブ3「おい、昼休み体育館倉庫来い」
桃「………はい」
ーーー昼休み(体育館倉庫)ーーー
モブ1「なぁ?なんでまだ学校来てんだよ。来んなって言ったよな??」
モブ2「日本語分かりますかぁ?」(殴る×3)
桃「う”っ……がっ……」
モブ3「明日来たら、もっと酷いことしてやんよww」(蹴る×4)
桃「ガッヒュッ……ウガッ……」
モブ1「もう二度と学校くんじゃねぇよ!」(殴る×4)
桃「アガッ……グッ……ガハッ……」
モブ達いなくなる
桃「…ヒュー……ヒュー………」
もう何も感じない…痛くない……
??「あ、あの……大丈夫ですか?」
桃「………………」
だれ……こいつ……
??「あっ…すみません……次体育の時間なので準備しに来たら貴方がいたんです。その……怪我大丈夫ですか?」
桃「………………」(立つ)
フラッ……
??「あ!大丈夫ですか!?保健室行きましょう!」(支える)
桃「…………」(支えてくれた手を払う)
??「え?」
桃「…………」(立ち去る)
??「ちょっ!保健室!!……行っちゃった…大丈夫かなあの人……」
今日はもう帰ろ…家帰っても親いないだろうし…
桃「先生…体調悪いので早退します」
先生「大丈夫か?気をつけて帰れよ?」
桃「はい……」
ーーー桃の部屋ーーー
疲れた……家でも学校でも暴力か……
なんだろ……この気持ち……
まぁ、いいや……リスカしよ
ザシュッーザシュッーザクッ、ザシュッー……
桃「はぁ……気持ちいい……もうちょと……」
ザシュッーザシュッーザクッ、ザシュッー……
桃「…………包帯…」
……眠くなってきた……手当したら寝よ……
ーーー木苺家ーーー
黄「ただいまぁ」
赤「おかえり黄ちゃん」
橙「おかえり」
黄「橙にぃには言ってないです」
橙「ひどっ!!」
赤「まぁまぁまぁw」
橙「そうや黄ちゃん、漢字テストどうやったん?」
黄「…………普通ですけど?」
赤「うん、ダメだったんだね」
黄「ふ、普通です!」
青「ただいま……」
橙「おかえりぃ、青にぃ」
青「ん……」
黄「あっ……部屋に戻っちゃいました…」
赤「反抗期だねぇ…ニマニマ」
橙「何ニマニマしとるん?」
赤「いやぁ、俺もあぁゆう時期あったなぁって」
黄「へぇーそうなんですか」
赤「兄ちゃんもあったんだよー」
黄「え!?紫にぃがですか!?」
橙「意外やなぁ…」
赤「そりゃもう、すごいよ。ヤンキーよヤンキー」
黄「や、ヤンキー!?紫にぃがですか!?」
赤「うん、オラついてたねぇ、怖かったし」
橙「想像つかへん……」
赤「まぁ、足洗ったからねぇ。俺達の為に」
橙「あぁ…なるほどなぁ。」
赤「青ちゃんも少し覚えてるんじゃないかなぁ。青ちゃんが兄ちゃんに怒られて顔を青くしてるのはその時の面影が出てくるからだと思うんよね」
橙「確かにいつも震えてるもんなぁ」
黄「自業自得です。」
赤「晩飯できてるから食べようか」
黄「はーい!」
ーーー食卓ーーー
「いただきまーす」
青「ハグッ……モグモグ…ハグッ」
赤「青ちゃん、ゆっくりたべなよ」
青「ゴクンッ…腹減ったんだもん」
赤「ご飯逃げねぇから」
黄「あっ…」
赤「どうしたの?黄ちゃん」
黄「あの、今日なんですけどね」
橙「おん、どないしたん?」
黄「僕、体育係なのでお昼休みに体育の準備しようと体育館に行ったんですけど、倉庫で倒れてる人がいて……」
橙「え!?」
赤「大丈夫だったの?その子!」
黄「大丈夫?って聞いたんですけど返事がなくて……その子が立とうとしたらフラッと倒れそうだったので支えたんだすけど振り払われちゃって」
青「体育倉庫って……虐めじゃね?」
黄「そうなんですかね……」
赤「その子どうしたの?」
黄「保健室連れていこうとしたんですど、1人でどっかに行ってしまって…」
橙「そうなんや…大丈夫だとええな?」
黄「はい…その子すごく綺麗なピンク髪の子だったんです」
赤「へぇ、俺も見てみたいな」
青「そいつ虐められてんでしょ」
赤「青ちゃん」
青「普通に考えてそう思わん?」
赤「まぁ…ね、」
黄「虐められてたら僕が助けます!」
青「無理でしょww」
黄「無理じゃないです!!絶対助けます!!」
橙「その子何年なん?」
黄「上履きの色的に1年生かと」
赤「黄ちゃんの一個下か」
紫「ただいまー!」
赤「おかえり、兄ちゃんっ……て」
橙「その子誰なん……?」