syo side
城内を走り回る兵、会話が飛び合う中
俺は一人で煙草を吸ってた
「チッ、徹夜怠いわぁ…..」
苛つきながらも、煙草の火を押し消して喫煙室を出る
戦争期間は基本は春〜秋、長くても冬に入る前に終わる
wrwr国やその近くの国は世界で見ると北側の国
冬は雪が積もり、兵士の気力や体力が削られる
その上、銃も使えないから戦争にならない
ま、そんな事考えるよりも早よ準備しなきゃな
mb「隊長!銃の点検終わりました!」
「嗚呼、弾の在庫は?」
mb「約十万弾あります!」
「了解、ありがとな」
mb「いえ!それでは…..」
「あ、待ってや」
mb「はい、どうしました?」
「ちょっと着いてきて」
自分の部屋の前に兵士を連れてきた
何処やったっけな、保存しといた筈なんやけど
「あ、有った」
兵士に近づき、それを渡す
mb「あの、これは?」
渡された籠を見て、首を傾げる兵士
「それ、隊の皆んなに配っといて」
「ちょっとしたご褒美や、って」
mb「分かりました….?」
兵士は帰り、書類を進める
弾の在庫….、もうちょい仕入れとくか
近距離部隊と中距離部隊からも聞かんとな….
「はぁ……、」
以前より多く動かなければならない
口から溢れた溜息の後に出た言葉
「ダルッ、….」
椅子にもたれかかる
カレンダーを見て、月末に視線を向ける
「そろそろ行かんと駄目やしな….」
「何日がええんやろ」
適当に日付を決め、ペンを走らせる
“六月二十九日”
“予定有”
引き出しから有給届けを出す
休むには理由がいるのだが…..、
「個人的な理由で良えか….w」
途中で思考を放棄した()
「…..出してくるか、」
コメント
2件
まかない出してくれるsyo隊長優しい…