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「バレないように」
side 大森
「今日はありがとーバイバイー」
コメント『バイバイー』
やっと終わった、切り忘れしてないよな
「涼ちゃん」
僕がそう呼ぶとまんねんの笑みを浮かべる僕の”彼氏”が振り向く
「やっと配信おわったよー 」
「はい!おいで、ぎゅーしよ」
と、言う彼は少し顔が赤く火照っていた。
いつもは自分から言わないくせに、ほんとにずるい。
みんなにバレないようにずっとそっとこのまま2人でいたい。
side藤沢
画面に向かって楽しそうに話す元貴はたまに僕の方を見てくる
目が会う度に微笑みかけてくるほんとにずるい
そんなことをしたら視聴者にバレてしまうのに、
でも
僕はその緊張感が逆に興奮してしまった
これはバレてはいけない2人だけの秘密だから。
元貴はいつも僕のことをからかってくる
今日はいつもの仕返しをすることにした
「はい!おいで、ぎゅーしよ」
僕がそういうと元貴はびっくりしたような表情で少しの間こちらを見つめていた
やっと理解したのかこちらによってきた。
少し頬を赤らめてよってくる元貴は可愛くて仕方がなかった
もう抑えられなくなった僕は元貴をひょいと持ち上げベットまで運ぶ。