テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
🎼の🩵❤️のnmmn作品です。
上記の文の意味がわからない方は
ここをそっと閉じてください。
地雷カプの方も閉じてください。
夜の静寂の中、こさめはベッドの上で
なつをジッと見ていた。
「何見てんの…?」
気まずそうに顔を背けるなつの耳は赤い。
こさめはクスッと笑いなつの
腕を引き、ベッドに押し倒す。
「いつもはかっこいいのに
こんなに照れててかわいいよなつくん」
「なっ…可愛くねえし……!」
拗ねたように言うなつの頬に
こさめは指先でそっと触れる。
「こさには凄くかわいく見えるけどな〜!」
無邪気な笑顔、だがその瞳は真剣だった。
なつが視線をそらそうとするが
こさめはなつの頬を掴み、
自身の方を向かせる。
そしてこさめはなつに顔を近づける。
「ねぇ…俺にだけ見せてよ、その顔」
いつもより低い声でこさめは囁く。
心臓の鼓動音が耳の奥でうるさいほど響く。
「お前…ほんと小悪魔って言葉が合うな」
「なつくんに甘える時だけだよ」
なつが何も言えずにいると
こさめがまたもやなつに囁く。
「ねぇ…キスしていい?」
誘うような甘い声、なつはため息をつく。
「今日だけだからな……」
こさめは嬉しそうに微笑みなつの唇を奪う。
「んっ…、ふ」
そしてそっと唇が離れる。
なつは目を逸らし照れているようで
こさめはニマニマと笑っている。
「ふふっ大好きだよなつくん」
こさめはなつの頭を撫でる。