愛さなければ良かった。
地i縛i霊i少i年……赤i根iスiミiレ
ネタバレ含⚠️
「あなたが
スミレのだんなさまなのね…!」
ー可笑しな娘だと思った。
まだ六つの、道理も分からぬ子供の……
お守り役。ただの、付き人。
永遠と生きる自分には
たった十数年となるであろうその生活は
何百とした過去に
積み上げられるだけのもので__……
ー 「本当に正直なひと……」
ただ
きみに。
あの日、あの夜
言うべきこと やるべき事が
あったような気がして。
ー
愛してるとでも伝えるべきだったのだろうか
手を取って、逃げるべきだったのだろうか。
一緒に
・・・・
落ちれば良かったのだろうか
「どうして?」
「君のこと
すきだから
いいよ
落ちてあげる」
ー
「離して
茜くん」
「嫌だね」
死んでも
離すかよ
ー
嗚呼
これが
正解か 、
あの日
あの瞬間
君が望んでいたのは
これだったのだろうか
ああ
そうか
ようやく
わかったよ
コメント
1件
もし、2人が落ちていくところを六番さんが見ていたら…って妄想