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「うぁー、もふもふ~ッ」
「うへへ、くすぐってーゾ○○!」
甲板でチョッパーくんのもふもふに埋もれる。
かわいい。本当にかわいい。
まだ会って二日程しか経っていないのに、皆とすぐに打ち解けることができた。
ルフィくんのおかげだ。
「○○!釣りしよーぜ!」
「釣り?したことないなぁ」
「大丈夫だ!おれが教えてやる!」
「いやお前海王類しか釣らねェだろ」
・・・海王類って、なんだ?
「ウソップさん、海王類ってなぁに」
「・・・あ~、簡単に言うとだな、バケモノだ。
この船よりデケェのもいるぞ」
「この船より!?」
それやばくない!?
「大丈夫だ!もし○○に向かってきたらおれがぶっ飛ばしてやる!んでサンジに調理してもらう!」
「・・・いや、どうやって捌くのよ」
「ゾロがやる!」
・・・ゾロさんの使い方間違えてるよ。
そのための刀じゃないでしょうよ。
「いーから釣りしようぜ!」
「そうだね、もしもの時は頼んだ!」
「おう!頼まれた!」
お前らそれでいいのかよ、というウソップさんのツッコミが聞こえた気がするけれど、さすがに死にはしないだろうし。
1回死んだようなものだし。
だけど、待てど暮らせど魚がかかることはなく。
「・・・飽きた!」
「でしょうね」
絶対言うと思った。
あまりにも釣れないものだからルフィくんがウソップさんを餌にしようとして慌てて止めていると、ナミさんに声をかけられた。
「あんた達、もうすぐ島につくから準備しなさいよ!」
「島か!?」
「えぇ、ログは丸一日で貯まるみたい」
「そうだ○○!
“でぇと”しようぜ!」
その言葉に、甲板にいた全員の視線が一斉にこちらを向いた。
「そんなのどこで覚えたのルフィくん!?」
「○○の家にあった“テレビ”とかいうやつだぞ」
「どんな番組見てたのよ・・・」
びっくりする。本人に自覚がないから余計にタチが悪い。
「“でぇと”はだめなのか・・・?」
「・・・はぅッ・・・!する、します!」
そんな仔犬みたいな目で見るな!
可愛くて仕方がないだろうが!
「あんた達イチャつくのはいいけどココ皆いる忘れないでね」
「・・・あっ」
「アイツも相当キャラ濃いだろ・・・」
「ゾロさん聞こえてますからね」