桃×白
 
 
 
 まだ、恋してない頃のお話
 
 
 
 
 
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 桃「あははw」
 
 
 君はなんでも出来て
 
 誰からでも好かれる存在で
 生徒会長で
 
 優等生
 
 
 
 
 
 
 でも僕は
 
 
 
 
 
 何も出来なくて
 
 
 誰からも好かれない
 
 簡単に言うと劣等生
 
 
 
 陰キャな僕
 
 
 
 
 
 
 
 
 先「テスト返すぞ~、…」
 
 
 
 
 
 
 先「はい、桃ッ…100点だ」
 
 
 
 モブ「すげえな桃っ!」
 
 モブ「さすが生徒会長っ!」
 
 
 
 
 
 先「そして白ッ…0点だ 。」
 
 先「もう少し頑張れ」
 
 
 
 
 
 くすっ、くすッ…
 
 白「ッ…」
 
 
 
 
 明らかに反応が違う
 
 
 
 
 
 
 
 今にも泣きそうだが
 
 
 
 
 泣くのは1人になってから  。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 いつからだろう  。
 
 
 
 
 
 
 時間の流れが遅く感じたのは  。
 
 
 
 
 
 
 
 放課後は勉強しなきゃな…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 放課後
 
 
 
 モブ「ねぇ~桃く~ん!」
 
 
 
 モブ「一緒帰ろ~?」
 
 
 
 
 桃「ぁ~ごめんっ!」
 
 
 
 
 桃「今日…生徒会の仕事があって…」
 
 
 
 
 
 モブ「頑張ってね!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 僕は勉強道具を出そうとした所
 
 
 
 ひとつの紙切れがあった  。
 
 
 
 そこには
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ((死ねば?))
 
 
 
 
 そう書いてあった
 
 
 
 
 
 白「ッ、…」
 
 
 
 
 泣くのは1人になってから 。
 
 
 
 
 教室には花壇に水やりをしている桃さんがいた
 
 
 
 
 
 
 白「ッ… 」ぽろっ
 
 泣いちゃだめ泣いちゃだめ
 
 
 
 
 
 
 
 桃「ッ…!」
 
 
 
 
 桃「ぁ、…ぇ、…」
 
 桃「大丈夫っ…?白くん、」
 
 
 
 白「ッ…!」
 
 
 
 俺は勉強道具を置いたまま、
 
 
 
 バッグを持って走って帰った
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 部屋
 
 
 
 
 
 
 
 白「ッ…ひ、ぐ、ッ…」
 
 
 
 
 僕って、
 
 
 
 
 
 
 いらない子なんだ 。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 朝
 
 
 
 
 
 白「ッ…目腫れちゃったなぁ、…」
 
 
 
 
 白「今日は休んだほうがええかも、…」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ぴんぽーん!
 
 
 
 
 インターホンが鳴った
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 がちゃ
白「ッ…」
 
 
 
 
 桃「ッ…ぁ、やほ?」
 
 
 
 
 がちゃ
 
 
 
 桃「ぇ、!」
 
 
 
 桃「あ、開けてっ!!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 ッ…なんでいるの…
 
 
 
 
 がちゃ
 
 
 
 白「ッ…なんですか…」
 
 桃「勉強道具忘れていったから…」
 
 白「ぁ、…ありがとうございます…」
 
 
 
 
 
 
 白「まだいるんですか…?」
 
 
 
 桃「いや、…昨日泣いてたから…」
 
 桃「何か辛いことあったんだろうなって、」
 白「ッ…」
 
 
 
 
 
 初めて心配をされた
 
 
 
 
 
 白「あの、中に入りませんか?」
 
 
うさぎちゃんありがとう😭😊
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コメント
2件
わぁ、めっちゃいい🥲🥲🫶🏻 こちらこそ神作をありがとう🤲🏻🤲🏻