⚠️ハイパーレーザー✖️カタナ、ちょっとキャラ崩壊、カタナがもふもふフクロウ(ミミズク?)、短いっす
僕は猫が好きだ。愛嬌があって柔らかくて温かいところももちろん好きだし、気まぐれなところも好きだ。ほっぺたを優しく掴んで回すように動かすと小さく喉を鳴らすのも可愛い。こう、むゅっと、ほっぺたを掴んで持ち上げて、中央に寄せる感じに。むゅっと。
僕は猫を飼っている。名前はプリンセス。彼女の愛おしさゆえの安直な名前だが、自分は気に入っている。
カタナもうちの猫を気に入ってくれている。家に招くと彼女にも挨拶をしてくれる。生き物の扱いに慣れている。プリンセスもカタナに撫でられるのを気に入っているし、プリンセスと触れ合っている時のカタナも嬉しそうだ。
ところで、ふと気になったことがあって。
「カタナ」
「ん?」
彼がこちらに顔を向けた時、彼の頬を掴んでみた。ふわりと羽毛の柔らかい感触が手に伝わる。むゅっと寄せあげて、ぐりぐり回す。つい夢中になってしまった。
「ん…どうしたんだ…?」
「…あ、ごめん…つい夢中になっちゃって…」
カタナは不思議そうに首を傾げた。フクロウ目独特の捻り方にさらなるキュートアグレッションが湧き上がってくるが、一旦抑えて手を離した。
「…何がそんなに面白いんだ?」
「…色々」
「…色々?」
「そ、色々。」
「…」
僕に向けられる疑わしげな視線に耐えきれず目を逸らした。
少々申し訳なくなって彼の方を再び見たら、彼もプリンセスのほっぺたをむゅっとして、
「なるほど 」
と、小さく呟いた。
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この神聖なる物を国宝と呼ばず何と呼ぶ?