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バンっ!(机を叩く)
町長「すちっ」
町長「お前をこの町から追放する!!」
すち「え?いや、なんで??
〜遡ること3時間前〜
すち「ふあ~もう朝か、、、」
家のカーテンから太陽の光がベットのうえに溢れると自然に目が覚めた。
軽く伸びをしてからまだ重い瞼をこすってベットから立つ。
朝ごはんに昨日買ったパンを食べ、身支度を済ます。
まだ朝の5時。
今活動しているのはすちぐらいだろう。
静かな町だから窓の外からは音一つない、、、
メエエエエ
すち「もう、、みんな朝早すぎるんだよ笑」
窓の外から聞こえるひつじたちの声。
すちは苦笑いをして家から近い牧場へ向かう。
外へ出るとひんやりとした空気が鼻を赤くさせる。
だけど最近春が近づいて来た。
この前まで積もっていた雪がやっと解けてきていること。
寒い日と暖かい日が交互にやってくること。
何より、羊たちの起きる時間が早くなったこと。
俺たちに春の訪れを告げてくれる。
すち「おはよう、みんな」
メエエエエエエエエ
すちの姿を見ると、さっき聞こえた声量より大きな声で鳴く。
すち「はいはい、ご飯が欲しいんでしょ」
やれやれといった表情で羊たちのためにご飯を準備する。
まるで自分に会えたから鳴いたのではなく、
ご飯が貰えるから鳴いたと知っているかのように。
準備が出来たから、羊たち1頭1頭にご飯をあげていく。
すち「おいしい?」
メエエ
すち「ふふ、よかった」
すち「じゃあ一回家に帰るね」
ご飯に夢中な羊たちをおいて牧場から家へ帰っていく。
家に帰る途中ですちは違和感を覚える。
体が震えるような感覚がした。
すぐにでも消してしまいたい忌々しい魔力だ。
すち「結界が壊されてる?」
すちの魔力探知に引っかかったのだ。
魔力暴走??それとも別の種族か?
すち「、、、この町が危険だ。」
すちは急いで莫大な魔力の方まで走っていった。
すちはもともとこの町が好ましくはなかった。
あることが原因で人を信じたいと思えなくなっていた。
どうせここの人たちは今から俺が迫ってくる敵をやっつけたところで誰も何もいてくれないだろう。
別にそれでいい。
この町の中で魔法を使えるのは俺しかいない。
だけどそのことを皆は知らない。だって言っていないから。
町長だって昔王族にかけてもらった結界が壊れていること自体気づいていないだろう。
ばれないならばそれでいい。
すち「、、、ここらへんかな?」
あたりを見渡すと黒いモヤのようなものが見えた。
すち「あれか」
朝は早いが音で皆が気づいてい見られるのは嫌だな、、、
自分に認識阻害魔法をかけとくか。
すち「カモフラージュ」
★カモフラージュ
一定の時間敵や第三者から姿や魔法をみえないようにする
黒いモヤはすちを無差別に攻撃してくる。
その攻撃をすちは全てかわしていく。
すち「、、、なんだこんなもんか」
すち「フォレストラース」
★フォレストラース
周囲の植物が意思をもって全方位から敵を攻撃する。かなり上級魔法
すちは片手をモヤに向けて言い放った。
緑色の光が辺りの植物にあたり、意思が持つようになってツタや樹の実がモヤめがけてとんでいった。
バババッーーン
攻撃がモヤに直撃したと思うと
すぅーーーっと黒いモヤが消えていった。
すち「ふうー大事にならなくてよかった」
モヤが消えたと同時にカモフラージュの効果もなくなった。
倒した場所からあるいて結界が壊れてしまったところを見に行く。
すち「わお、、、大分こわされちゃってんね」
どうにかして直せないかな?
結界のもととなる核を手に取って細かく見てみる。
すち「あれま、核の中心が壊れっちゃてる」
すち「んーーー難しそうだけどやってみようかな」
すち「ウォード」
★ウォード
魔力や呪いから守るために使われる。結界によく使われている
ピカーーーン
白い光の膜が空へかかり、そして透明になった。
すち「おぉー。こんな感じでいいのかな?」
他に直さなきゃいけないものはないか、一旦周りを見渡してから家へ帰っていった。
その時すちは気づいていなかった。
すちが壊れた結果を手にもっている瞬間だけ、町の住人に見られてしまったのだ。
そして1時間もすれば”すちが結界を壊された”って解釈をされて街中に噂が広まってしまった。
もちろん町長の耳にも届いた。
町長「な、な、なんだって〜!」
町長「結界を壊すとは何事だ!」
町長「今すぐすちをここに呼んでこい!!」
町長「これは追放案件だ」
この世界にとって結界から守られていた町から出る瞬間が一番怖いとされている。
どんな大悪党でも追放とされると必死に命乞いをするほど恐ろしい処罰なのだ。
町長に命令されたものは急いですちの家へいきすちを呼び出した。
「すみません!!すちさんはいますか??」
ドンドン
思い切り扉を叩きながらすちを大声で呼ぶ。
ベットで二度寝をしていたすちもさすがに目が覚めてしまった。
すち「ふえ、、、?なにごと?」
急いで玄関のほうに向かい扉を開けた。
すち「あの〜、、どうしました?」
「町長から呼び出しがあります。ついてきてください。」
すち「えぇ?なんでってうわっ!」
強制的に腕を引っ張られ町長の家に連れてかれてしまった。
連れて行かれると険しい表情で座っている町長とこの先の展開が気になってやってきた町の人がたくさんいた。
少しの間沈黙が流れ、誰も口を開かないという気まずさがあった。
そうすると椅子に座っていた町長がすちに向かって
町長「、、、単刀直入にいう。」
すち「は、はい」
椅子を立ち上がり目の前にあった机を叩いていった。
バンっ!
町長「すちっ」
町長「お前をこの町から追放する!」
すち「え?いや?なんで?」
#暇なつ
#妊娠パロ