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第参章「気を失う私の中に」
(ここはどこだろう。真っ暗だな……さっき…リリーと喋ってて…倒れて…ん、なんか目の前光ってね…しかも誰かいる?あの髪型からすると…バル?)
【フフ…バルとは誰だ。俺は君のそのネックレスについていた妖 《阿磨月》と言うトンビの化け物だ。 昔に閻浮と言う男にもらっただろ。ネックレス】(うん。昔もらったよ。)そう言うと阿磨月は、
【俺はアイツに君を守れと言われ今まで守ってきた。君が死のうとしている時どうしてバルと言う少年が来たと思う。俺があやったのだ。もっと褒め讃えよ!】そう言われ、なぜ閻浮は私なんかを「守れ」と言ったのか分からなかったが、まずここのことを教えてもらってから聞こうと思った。そして私が倒れた理由など聞いた。
【あ〜、なぜ倒れたか。それは、この辺でとても邪悪な異様を感じたから一度お前を寝かした。お前にはあんな男の術は掛からないからな!なぜなら俺がお前を守ってるから〜。だから、お前の体を一時的に俺に操らせろ。】そう言われ私は、もう頭がパンパンでとりあえず「いいよ」と一言言った。すると私の目の前に大きな画面が現れた。そこにはリリーが居た。
「リリー!ここに居るよ〜!」だがあちらには私のことが気づいてない。そして何かリリーが怯えている。「どうしたんだろう。」私がそう呟くと阿磨月の声が頭に流れてきた。
「そりゃあそうだろ。だってお前心の部屋に居るんだもん。まぁ、お前が「いいよ」って言ったからだけどな。まぁ、ちゃちゃっと終わらせて変わるから心配すんなよ、阿呆。」そう言われ私はその指示に従った。すると画面では私が飛んでる!
羽を纏わせ空へ飛んでいる。そして阿磨月が言っていた。悪魔を倒し、自分の意識に戻った。でも私にはアイツに言い残したことがあった。
((さっきどう飛んだの!!))だ。
でもそのまま、阿磨月は消えてしまった。
そのまま私はさっきの阿磨月の力が消えて落ちていった。
「あ、やばい!」走って美香を追った。するとものすごいスピードでバルが美香を姫様抱っこし救った。
「このバカ女。」そんなことを呟いて美香をバルがこの辺で大好きな花の上に乗せた。
「う、うぅぅ。はっ!ここは!リューココリネの花?あ〜綺麗。って夜やばい。また変なのが…」周りを見渡しているとバル、紅葉、リリー達が寝ていた。
「え〜、ここで寝ていいの。めっちゃ心配だけど…まぁ、いいや。って寝ようと思っても寝られないんだよねー。どーしよっかな〜。」私はもう眠くないのでこのリューココリネのような花を見ていた。するとその花から青い光が出てきた。
「うわ〜、きれーだなー。」そんなことを言ってりとその光は私の周りに近ずいてきた。(この子があの化け物を倒したの?)(いや無いでしょ笑)(こんな弱そうでバカそうな顔してるやったぞ笑)私は無性に腹が立ってきた。
「なんじゃい!静かに聞いてえまりゃァ『馬鹿』だの、『弱そう』だの、『笑』だのなんなんだよ。」すると周りにでてきた無数の光が突然鼻の中に帰っていく。
「へっへ〜ん!私の怖さに圧倒したか光共!」どうだ〜みたいな顔をしていると後ろから足音がした。「おっとぉ〜。もっしかっして〜。」と思い後ろを見るとやはり思った通りあの三人である。
三人は顔がとても怖かった。
「あ〜、なんかした私……」そう言うとバルが大声で「なんでもねぇぞ。ばーか。」と言い走って逃げた。その上とてもウザイ顔をして行った。私はイライラしてバルを追いかけた。「待てぇー。」
そんな二人を置いて紅葉とリリーは話した。
「さっき美香は何と話していたんだ」紅葉が言った。
第参章~完~