✱mmmr様二次創作注意
✱仲春様の『明日を見るために』を参考にしています(許可もらい済)
✱暴力表現あるかも
───めめさん視点
私の言葉と同時にみんなが動き出した。
私の相手はいえもんさんでどうやらレイラーさんを援護する暇は無さそうだ。レイラーさんが茶子さんに攻撃しようとする。
「問答無用ッ!」
レイラーさんは武器を銃から剣に変える。
それがダメだった……ッ
「あれ、隙あり〜ッ」
茶子さんが手を左右にクロスすると、地面からツタが生えてきてレイラーさんを拘束する。口も目も塞がれる。身動きが取れないようでこちらも何も出来ない。
「めめさんなにぼーっとしてるんですか?
相手は俺ですよ?」
といいながらいえもんさんが目の前に来る。
「魔氷銃」
いえもんさんがそう唱えるといえもんさんの手に銃が現れる。
「こっちも隙ありだよ〜茶子ッ!!」
パンッパン
「魔守壁」
「これ程度ですか?」
まぁこれは余裕でかわせる範囲内だが、一瞬いえもんさんが驚いたような顔をしたような気がする。
パンッッッ!!
「隙あり」
何者かが後ろから撃ってくる。
いえもんさんの仲間か…?でもこの銃の威力はいえもんさんよりかも強かった。じゃあ誰?
「あ、効いてませんよ師匠」
さっき前にいたいえもんさんが猫耳のある少女に変わった。
「あ、めめさん。こんにちは、茶子の親友でいえもんさんの弟子の菓子です。種族は…」
「化け猫ですよねッ!」
レイラーさんが菓子さんを刺す。
菓子さんは血を吐いて倒れたが、茶子さんの治療によって意識が戻ったがもう戦える状態では無さそうだ。その瞬間いえもんさんの目から涙が溢れるのが見える。
「……菓子…ッ」
いえもんさんは下を向いてボソッと呟いた。こちらを向いて喋り出す。
「許さない……ッ!!」
その目は復讐するという覚悟で満ち溢れていた。
「ならこちらも本気で」
手加減するつもりは無い。もう人の涙で心は揺らがない。貴方を、茶子さんを、菓子さんを…ッいえ、
「めめ村全員で集結するためにッ!!!」
───いえもんさん視点
俺たちを仲間に引き入れて……ッ?
一瞬心が揺らいだ。この地獄を終わらせられるのか……ッ
「終わるなら…ッ」
いや、だめだ…!!!なら菓子はなんの為に傷ついたッ!?俺たちの…あのかけがえのない時間を守るためだッ!!
カチャッ
「分かりました、本気でッ!!」
バンバンッ
───数分後
茶子がもうすぐだめに……ッ!!!最後まで足掻いてくれ…ッ!!
「師匠、あと1分ほどだと思いますがいけます?」
「……」
俺は菓子の質問に答えられなかった。
今までの相手とは比較にならないくらい相手が強すぎる…ッ
師匠として役に立たないと失望される。捨てられる、そう思うと冷や汗が流れてくる。
もう戦いたくない……ッ
「しばらくこいつと戦っててください」
と、同時に精霊を出す。
俺と同等の力がある精霊で、期待できるがこの人に勝てるかどうかは分からない。
「しばらく?ちょっとの間違いでは?」
めめさんが言い放つと鎌を取り出して一瞬で霊界へ送り返す呪文を詠唱する。
「精霊様よ、霊界へお帰りくださいッ!!」
驚いているうちに背後からめめさんが撃ってくる。
バンバンッ
「!? 守壁ッッ!!!」
その銃弾は俺の守壁を通り越してくる。その瞬間俺は”死”を覚悟した。意識が無くなる気がした。負けたんだ…俺はッ!!
「茶子…ッ菓子…が”んッば……れッ」
🪽切ります……!!
🪽短いっていうかもうこれが通常運転になってますね!(ごめんなさい)
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱♡20
コメント
6件
さすがめめさん!やっぱり強いな!!ちょっと安心してしまった自分がいる…!!