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深澤
「それじゃあ、ルール説明をしまーす。
今から俺たちは各部屋に移動します。
順番は何でもいいけど、できるだけ時間を開けずに入ってね〜。よろしくお願いします。」
「え?はい、わかりました…」
どう言うこと?意味わからん。
「えっ」
みんなはもうそこにはいなかった
代わりに九つの扉が
そう言うことか
私は一番最初に目に入ったピンクの扉に手をかけた
部屋に入ると、開けた青空があった。
それにドラゴン?鳥?
変な生物がたくさん飛び交っていて、その動物達と戯れている人がいた。
「あー!はじめに来てくれたんだ〜!
佐久間さんうれしー!」
「あっ、こんにちはっ 」
さっきは慌ててよくわかんなかったけど、
この人達ってめっちゃイケメン?
そんな人に気さくに声をかけられて顔が赤くなってしまう。
「あのっ、あなたのお名前は?」
「俺、佐久間大介!俺は動物が大好きで…」
「にゃーーん」
「ほら今鳴いた!ツナとシャチって言うネコを飼ってるんだ〜!
それに、さっきから気になってるでしょ」
変な生物が佐久間さんの隣にバサっと降り立つ
「こいつはドラゴン。俺の相棒。」
「私は〇〇っていいます」
「緊張してる? 一番目だもんね〜
あっ!ねえねえ、触ってみる?動物」
「えっ!触りたい!」
本音を言い当てられてしまった。
まるで心を読まれてるみたい?
「にゃはっ!そういう子大好き!
だってほとんどの子は怖がって遊んでくれないから、かわいそうで」
本当に動物が好きなんだな。
この人はと、とても感じられる視線だった。
「おいで」
その優しい一言だけで動物達は集まる。
動物もこの人のことを愛しているようだ。
そぅっと手を差し伸べる
「あっ、意外とモフモフしてる!かわいい!」
「そーなんですよー!かわいいでしょ。」
しばらく無心で動物達と戯れていたら
「あー、ずっとここにいたいな」
何気なく口にした本心
その瞬間佐久間さんの目付きが変わった。
ニヤッと笑い、さっきまでの純粋な動物好きとは思えない。呆気に取られていたら急に近づいて来て、囁き声で
「ねぇ〜、ずっとここにいてもいいんだよ?
現実なんて忘れて、ここで遊んでいようよ。
ここなら辛いとこもないし、悲しいこともない
俺たちが永遠に楽しませてあげる。」
何事もなかったように動物達と遊ぶ佐久間さん
なんだかふわふわして、それもいいかもも思い始める。
ツナとシャチが寄って来た
「にゃーん」
それは、猫からのかわいいお願いにしか聞こえなかった。
まるで「もっと遊んで、ずっとここにいて」と
言うように。
次に意識がはっきり戻った時にはもうその部屋は無かった。
あるのは、壁と絵画。
二匹の猫とピンクの髪の人物が描かれている。
「誰だろう。この人」
とても優しそうな目をしている。
「またいつか会いたいな」
そして、 その場所を後にした
次に目に入った赤いドアに手をかけた
「ごきげんよう。お姫様。」
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……佐久間、どうだった
……俺は大歓迎!あんな子初めてだよ!
……そうか、じゃあつぎの部屋に行かせよう。
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