テラーノベル
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「付き合ってください!」
「ありがとう」
(まただ、、)
「まーたあいつ告られてんね〜」
「…みたいだね」
「そんな落ち込まないで、結ちゃん、、」
「うん、分かってるよ」
「まぁ安心しなよ、きっと大丈夫だよ」
「うん、サンキュ、朝倉」
俺、結には恋人がいる。その恋人の名前は柚月。校内で1番モテる。
もちろん、そんなイケメンを女子たちが放っておく訳がなく、毎日のように告られているのだ。1回で諦める奴もいるが、諦めの悪い奴は何度も告って振られてやがる。
なんでそんなイケメンと平凡な俺が付き合えてるかって?俺だってわかんねぇよ。
最初は挨拶するくらいの関係だったけど、あいつが女に襲われかけてるのを助けてから、よく話しかけてくるようになって、いつの間にか打ち解けて、気づいたら付き合ってた。
でもあいつは俺と付き合ってからも告白され続けてるんだけどね。
まぁ、みんなに話してないから当たり前なんだけどね。
でも!でも!俺だって嫉妬くらいすんだよ!!
毎日毎日、女子と距離近いし、放課後には告白されて、、、もうやだ、、(泣
しかも、昨日なんて、、
『3組のかのんさんが、最近ストーカー被害にあってるんだって。だから、一緒に帰りたいって言われたんだ。だからしばらく一緒に帰れない。ごめんね💦』
ってL〇NE送られてきたし!
ただでさえ話す時間が無いのに、、唯一の話せる時間である下校時間なのに、、!
それなのに、、!あいつときたら、、!
他の女子の為に恋人との大切な時間を使いやがってっ!
しかも明らかにかのんの発言嘘だし!
優しいが故に騙されちまうんだよな、、
だから
『そっか、分かった。心配だな』
としか返せなかった。
結「はぁ、帰るか」
朝倉「僕も一緒に帰る〜」
結「お前の家逆方向だろうが」
朝倉「ゲーセン行こうぜ〜」
結「聞いてんのかよw?」
朝倉は俺の事情を知ってる親友だ。
俺が気を使わない程度に慰めてくれる。
朝倉も朝倉でなかなかのイケメンだが、1度だけ、「僕自分から告白したいタイプなんだよね〜」と言ったからか、普段あまり告白はされないみたいだ。
結「サンキュー、朝倉」
朝倉「ゲーセンとーちゃーく!」
結「やっぱ涼しいな」
朝倉「何やる〜?」
結「とりあえず見てまわろうぜ」
朝倉「OK」
ん〜何がいっかな、、やっぱり食べ物がいいよな。
朝倉「え、ねぇ」
結「?どうした」
朝倉「向かいの店にいるの、柚月とかのんさんじゃない?」
結「は、、」
結「え、な、んで2人が…」
朝倉「結ちゃん、僕んちいこ」グイッ
結「あ、、」
朝倉「ただいま」
結「お、おじゃまします」
朝倉「結ちゃん、、」
結「…」
朝倉「ねぇ、あいつと別れた方がいいんじゃない?」
朝倉「僕、これ以上傷ついた結ちゃん見たくないよ」
結「…っ!」
朝倉「…結ちゃんが決めていいよ。今日はもう帰って、よく考えて決めなよ」
結「…うん」
朝倉「じゃあ、明日また話そ。僕が出来ることならなんでもするから」
結「…わかった」
結「ただいま、、」
姉「おかえり、早かったね」
結「うん、、」
姉「、、学校で何があったん?」
結「え、特に何もないよ…」
姉「嘘つけ!何年あんたを見てきたと思ってんの?」
姉「姉ちゃんに隠し事は出来ないよ!」
結「…」
姉「で、何があったの?」
結「実は…」
姉「え!?柚月くん浮気してんの?!」
結「うん、そうかもしれないんだ」
姉「ん〜、なるほどね〜…」
姉「とりあえず!姉ちゃんから一言!」
結「…?」
姉「結!」
結「っ!」
姉「よく耐えたっ!凄いね!」
結「え…?」
姉「結はなんでも我慢する癖があるから、たまには泣いたって、弱音吐いたって、愚痴ったっていいんだよ!」
結「…うっ(泣」
姉「よしよし、今晩は姉ちゃんが話聞いてやる!気が済むまで泣け!」
結「ありがとっ、姉ちゃんヒック」
姉「姉として当たり前だよ!」
結「よし!決めた!」
姉「お!」
結「俺、柚月に別れ話持ち込んでみる!」
姉「よし!言ってやれ!」
結「ありがとう、姉ちゃん」
姉「さっきも聞きました〜」
結「w」
目、腫れてないよね?よかった。
泣き止んだ後すぐに保冷剤渡してくれた姉ちゃんに感謝だな。
よし!行くか!
〜続く〜
ちょっとだけ作者から⤵⤵
全然攻めくん(柚月)出て来ませんでしたね。
この続きが思いつきません、、助けて、、、
どんな終わりがいいですかね?
なので完結するか分かりません。
あと、短かったですよね?ごめんなさいm(._.)m
まあ、がんばって続きだしますので、待っててください!
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