コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「⚡~!」
さっきから俺の後をついて回るこの大型犬、俺の彼氏の🦖だ。
「暑いねん!くっつくな!」
「⚡が可愛すぎて、引き寄せられちゃうんだよ!」
何かと理由をつけて俺にくっついてくるけど、正直暑いし鬱陶しいと思ってる。でも、俺もくっつく事自体は嫌いじゃない。寧ろ好き…//ってのは🦖には秘密な!
「動けないんやけど?」
さっきから拘束されているのかと思うくらいに、きつく抱きしめられている。
「…ッ何した?」
いきなり顔を埋めてきたと思ったら、ピリッとした刺激が走った。
顔は見えないが、後ろで笑っている声が聞こえる。
「内緒♡」
そう言って甘いキスが降ってきた。
「もっと欲しい?」
囁くような甘い声と、熱い視線に誘惑されて、静かに頷いた。
いつも🦖がチョロいなと思うことは多々あるけど、案外俺も、チョロいのかもしれない。
「🦖…。」
「ん?」
「好き♡//」
あまり自分から口にすることが無かったからか、顔が熱い。
「⚡…。明日休み?」
「うん…///」
「そっか…今日は寝れないかもね。」
そうやって不敵な笑みを浮かべる🦖が、いつもより数倍、かっこよく見えた。