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医者「ストレス発生性障害ですね…」
青「そうですか…」
知らなかった…
かと言って驚いたわけでもない。
俺の生活が普通じゃないことなんて
俺が一番わかっていた。
一人で生活して、頼る友達もいなくて…
本当はずっと我慢してたってことも…
でも病気なんてどうでもよかった。
これが俺の死ねる理由になるんだとしたら
きっと好都合だから…笑
未だに生きる価値なんてわからなくて
自分を追い詰めて…
もうこんな人生は疲れたなぁ、
死ぬのは怖いけど、
来世はこんな人生じゃなかったらいいな、
医者「青さんの残りの寿命は半年ほどです。ですが、青さんの場合だと手術を受ければまだ…」
青「そうですか…。少し考えてもいいですか。」
本当は手術は受けたくない。
俺を必要としてくれる人なんていないし
俺がいてもいなくても変わらないと思う…。
本当は早く死にたいのに、ッ
医者「はい、お大事に…」
ガラガラ トコトコ
俺は用意された病室へと向かう。
どうやらここ一ヶ月ほどは入院するらしい
本当は屋上に行って自殺でも
しようと思ってたけど…
なぜかそんな気にはならなかっし…
今の俺には自殺するほどの勇気なんてない
あ−、本当に臆病だな俺
覚悟はできてるのに、
いざとなると勇気が出ない。
そんな自分が世界一キライだ…。
ガララララ
誰もいない部屋に俺が一人。