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すぐ影響されて私は青水要素ありの小説を書こうとしている 、、、、
( 頑張って抑えました。えらこですね )
だめですね、本当に私は桃赤と青桃しか見ないほうがいいんじゃないかって思ってます。
まぁ、どうぞ。
水「いふくん〜…」
泣いたふりしてまろに抱きつくいむ。
まぁ…こんなのはいつも通りのことであってなんら不思議なことじゃない。
…それなのに昨夜のせいかな、すっごいもやもやする。
近づかないでほしい、まろに触れていいのは俺だけであってほしい。
青「…なんやねん、初兎んとこ行けばええやんか〜」
水「初兎ちゃん出張だけどなに?」
明らか不機嫌に声のトーンを下げて言う。
あれ、俺初兎ちゃんを出張にいかせたりなんてしたっけ…?
うっそ、なんで覚えてなんだろ…
水「ねぇぇぇ!!ないちゃん〜はやく初兎ちゃん帰ってこさせてよ〜…」
桃「そんな事言われたって…出張することに意味ないわけ無いんじゃないから…ね?」
水「そうだけどぉ…」
もじもじぐずぐず言うかのように彼は凹んだ様子を見せる。
本当、どこまでバカップルぶりを見せつけられないといけないのだろうか。
甘々としたその雰囲気は浴びるだけでもう腹いっぱいだわ。
水「ないちゃんだっていふくんが出張に行ったら寂しいくせに。」
桃「………はぁ?」
意味もわからずそう告げられる彼の言葉に思わずそんな反応してしまう。
別にまろが出張に行ったってたったの3日で帰って来るそんなの仕事やら会食やら行ってればすぐ過ぎ去って帰って来る。
…生憎にも恋人のことで頭は満帆になって行かせてからたったの1日で帰ってこさせてよ!なんて言えるほど俺も暇じゃないんでね。
なんて心の中で勝手に彼へと毒づく
水「だってそうでしょ!?4日も5日も出張に行ったら寂しいに決まってんじゃん!」
桃「そんな行かせるほど重要な出張は俺もついてくわ」
水「たった3日だったとしても寂しくて仕事に手つけられないでしょ!?」
桃「そんなことできたら幸せだったのにな。」
彼の言う言葉にぽんぽんと返していく。
…でもこれは俺の本心であって本心じゃない。
桃「…いむ、俺は君たちみたいな子供みたいで可愛らしい恋愛してないの」
桃「もっとダークで苦い恋してるの、わかった?」
目を細めて笑ってやるといむは背筋がぴーんと伸びるのがわかる。
それに後ろの俺の恋人もまた目を細めてにやりと口角を上げて笑うから視線がいむじゃなくまろの方へと中心に行きそうになるのを我慢する。
水「ぅ…もういいよ、りうちゃんと一緒に愚痴ってくる…」
桃「ふーん? 好きにしたらいいじゃん」
水「じゃあね!ないちゃんといふくんなんか知ーらねっ!!」
嵐のような勢いで扉を閉めて部屋から出ていく。
先程までギャーギャーうるさく彼が騒いでいたから居なくなった途端、俺とまろが2人きりになった途端シーンと部屋が静まり返る。
桃「あいつは…ほんっとうるせぇ…」
苦笑気味にもそう独り言を呟くとまろは俺に向けて言ってくる。
青「あいつはあほよな、ないこはこんだけ言っとっても『寂しくない』なんて1言も言っとらんのに。」
桃「あ”ッ…それを言うのは無し…!!!」
んははって愉快に笑うその彼の姿を見て今度はしっかりと見惚れる。
…かっこいいよな、表では甘々と甘やかしてくるが裏では結構意地悪なんだよ。
だからダークなんだ、裏表のある決して甘いだけじゃないほろ苦い恋愛。
青「今度、俺がどっか3日出張行かせてもらうよう申請しとくわ」
桃「社長権限で行かせません〜!」
なんて言い返すとまた一段と声のトーンを上げてんははって笑うから今度は視線をそらしてしまう。
…本当、かっこいいから罪すぎる男なんだよこいつは。
なんて今日もそんな事を考えながら仕事しにくいのも忘れて彼の腕の中にすっぽりと収まった。
end