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※読み切り ※短編 ※1話完結 ※誤字脱字あるかも
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私は、幸せだ。何不自由なく暮らせてると我ながら思う。
好きな事をして、生きていけるし、学校にも行けている。
極普通の人間だ。
なのにどうして、”辛い”と思ってしまうのだろうか
本当に弱い、臆病な人間だとつくづく思う
些細な事で『消えたい』って思うようになった。
でも腕に傷を付ける勇気もない
ただただ無心でプレイしているゲーム、クソゲーだ。
今は違う、もう、死んでも生きてもどうでも良くなった
事故で死ぬなら、『あー、不幸だな』って思うだけだし
これからずっと生きるならただ無心だと思う。
だから、どうでもいい 全部全部どうでも良くなった。
好きなことが出来ても、もう、何が好きなのかもよく分からない
どうでもいい。
そういう思考になったのも、全部自分のせいだから、他人を責める権利など無い。
……どうでも良かったはずだった
夢を見たんだ。
それは冷たい水の上だった。周りを見ると、見知らぬ人や、2次元のキャラ達が居た。うろ覚えだけど
「今から、順番に1人ずつ殺す」
そう言われた。どうやら冷たい水に沈められるらしい
(溺死か……)
周りの人がどんどん沈められている。苦しそうだ
溺死は、痛い・苦しい死に方として有名だ
……ああ、後3人死んだら私の番だ
夢とはいえ気味が悪い
3人…2人…1人…どんどん沈められる
(あぁ、死ぬんだ……私)
「次はお前だ」
低い声が響く
…………………………………………嫌だ
嫌だ、死にたくない
即座に『嫌だ』と思考を働かせる
死んでもどうでもよかったのに、人は死期が近づくとそういう感情なんだ、と改めて知った。
「3…2…1……」
悪魔のカウントダウンだった。
___「0」
次の瞬間。私は悪夢から目を冷めた
『はぁはぁ』と息を漏らす。汗が凄いことになっている。
夢だとわかっていたのにここまで動揺するとは……
やはり、私は、
そう思った。
ゆっくりとベットから起き上がる
まだ朝の五時だった。
(コーヒーでも飲むか)
そう思いキッチンに向かった
今日も、平凡な日々が始まる。
でも、今日は、昨日とは少し違うのかもしれない。
あの悪夢は、一生忘れることは無いだろう
_臆病な私が見た、夢だ
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○あとがき○
実は、この話に出てきた『悪夢』とは、私が一昨日位に見た夢です。
溺死する寸前まで見たのですが、あれは怖かったです……
まぁ、あの後、何故か生かされて、近くにいたプリキュア達とデスゲームをするという謎の展開になったんですけど……
少し長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
読み切り作品第2弾との事です!!いつかは夢小説も描きたいです🤤
前回の作品にいいねしてくださった方()ありがとうございますっ
それでは、次回お会いしましょう!