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「今のプレーは多分最終ラインからの俺のロングパスの位置からボールの回転数、FWの位置を視た上の守備。多分あいつは全てを一瞬で把握してその場所まで持ち前のスピードで一瞬で行きシュートポイントまで迷いなく走り込まなきゃあのプレーはできない。完全に俺の頭脳の上位互換だとおもう。多分あいつを倒さないと俺達は勝てないと思う。」
RESTART!!
とはいえ正面からの中央突破はきつい。
パス回しでも真壁に見張られてる時間は簡単に崩すことは不可能だ。
「右サイドから抜けろ!環汰!!」
神奈川県立長澤高校2年生MF野村環汰。
彼の武器は相手の後ろに一瞬で回り込む俊敏な動き出しと高い瞬発力と俊敏性だ。
「俺は隠密に行きたいのに大声で呼ぶな。」
野村はすぐに真壁の裏を取る。しかし
「その程度で俺から得点をもぎ取れると思うなよ。」
真壁は野村のボールをすぐに取り返し
「止まってるぞ。下手くそFW三人衆。」
トップ3人の間を抜く超ロングパスで ボールを最終ラインから前線に蹴る。そしてその先に
「さぁお前の実力を見せてやれ葵。死刑執行だ。」
「させるかよ!!」
ディフェンスライン4人が柳1人にマークする。
「永川がポジションを上げる時、俺は逆に後ろに下がってカウンターの対応する役割だ。」
神奈川県立長澤高校3年生DF鳥栖健二。
ディフェンスながらサッカー部随一のスピードを誇る。守備から攻撃のリズムを整えるのが役割だ。
「俺のスピードから抜かせるかよ!」
柳は左前線にパス。ディフェンスラインに考える時間をくれない。50m以上の低弾道中速ロングパス。
「ナイス」
私立黒鷹川学園3年生FW野澤貴仁。武器は真壁に次ぐ2番目の空間認識能力だ。ピッチ全体を俯瞰して見ているようなその洞察力。得意技は相手の「やりたいこと」を潰すこと。
「時間をかけずにどんどん前へ行くのが俺達の攻撃スタイルだよ。ほら。」
野澤がパスした位置にいたのは柳葵。
柳 葵が自由。柳 葵から始まり柳 葵で終わる攻撃の形。
「朝倉!!」
鳥栖はすぐさま近くでマンマークの体勢に入っていた朝倉の名前を呼ぶ。
「大丈夫です。もう行ってます。」
神奈川県立長澤高校1年生DF朝倉龍騎。彼の武器は周りを見る能力。空間認識能力とまでは行かないがチーム第2の洞察力を誇る。
「撃たせるな…!シュートコースに入れ!」
少しでも時間を稼いで鳥栖さんが戻ってくるのを____
「お前程度の洞察力で俺に敵うと思ったか。」
神奈川県立長澤高校1-1私立黒鷹川学園
右サイドからのラインドライブシュート。
どうにかしてでもボールを取ろうとする長澤高校の選手を嘲笑うようなスーパーゴール。
「初めて見た…これが柳 葵….!!」
柳は去年怪我をしていた。黒鷹川学園時代から含めて初めて見る2年生エースの姿に幡山は絶望していた。
「スーパーゴールじゃん!葵くん!」
「触んなヘボ。」
柳はタッチをしようとしたチームメイトの腕を振り払った。
「サルでも決めれる安牌なパスを出した筈だ。それをお前は決めれなかった。俺はこの練習試合はただの遊びだボケ。二軍と弱小の試合に出てやってるんだ感謝しろ。」
「これが二軍、、、!?」
長澤高校のサッカー部は二軍でさえ歯が立たないレベルの差に唖然とした。
前半14分
神奈川県立長澤高校1-2私立黒鷹川学園
前半21分
神奈川県立長澤高校1-3私立黒鷹川学園
前半25分
神奈川県立長澤高校1-4私立黒鷹川学園
どんどん点差が広がっていく。
そして65分後
神奈川県立長澤高校1-18私立黒鷹川学園
帰りのバスの中には重苦しい空気が流れていた。
これが実力の差だった。
学校に着いてから部員達が帰ろうとした時、部室に田山監督が急いで走ってくる。
「大変だよみんな!!」
体全体が汗まみれだ。全力疾走してきたのだろう。
「幡山君!ヴォルフォン君!永川君!3人に朗報です!説明するより見る方が早いと思うからこのプリント渡すね!」
その紙にはこう書いてあった。